えらい
ryuchellが「イクメン」という言葉に抱く違和感
ryuchell(りゅうちぇる)さんと言えば、2015年ごろに流星のごとく現れたモデル、タレントです。
現れた当初こそ、奇抜な見た目で「おバカタレント」のような扱いを受けていたryuchellさんですが、同じくモデル、タレントのpeco(ぺこ)さんと結婚し、パパになってからは、積極的に育児に参加する姿勢が評価を受けるようになり、現在は若者の声を代弁する存在のようになっています。
そんなryuchellさん、イクメンぶりが評価され、2018年には「イクメン オブ ザ イヤー 2018」も受賞。
しかし、ryuchellさんは賞を受賞した時、とてもモヤモヤした気持ちになったと言います。一体どういうことなのでしょうか。ある対談でそのことについて触れられたryuchellさんの回答を聞けば、その理由が分かるはずです。
実際にその動画をご覧ください。
「自分の子供を育ててるだけで、賞を取るなんてね。こんな恥ずかしいことありゃしない。」
— お湯@0m (@bebee323) April 9, 2022
まじで、りゅうちぇる素晴らしすぎて
全国の父親みてくれ。
これが当たり前なんだよ。 pic.twitter.com/Fw2IoEHeug
「自分の子供を育てているだけで賞を取るなんて、こんな恥ずかしいことありゃしないって僕は思ってたので…
本当に(イクメンという言葉は)嫌いな言葉でしたね」
そう、ryuchellさんは、ただ自分の子供を育てているだけなのに賞を受賞するのはおかしい、それは本来は当然のことであるはずなのに…そんな気持ちを感じていたのです。
ryuchellさんは以前より、「イクメン」という言葉に対する違和感をたびたび公言していました。
「イクメン オブ ザ イヤー 2018」を受賞した直後も、自身のTwitterで「受賞させていただいた僕が言うのもあれだけど…」と前置きした上で、「イクメンという言葉が無くなるくらい パパも子育てに当たり前に向き合えて 別にパパが子育てをしてても 全然驚かれないような」そんな世界になっていくことを願っていると綴っています。
イクメンオブザイヤーを受賞させていただいた僕が言うのもあれだけど…イクメンという言葉が無くなるくらい パパも子育てに当たり前に向き合えて 別にパパが子育てをしてても 全然驚かれないような 大切な子供を 夫婦で協力して話し合いながら育てていけるといいな…🤔✨
— ryuchell ♡愛をテーマに生きてます♡ (@RYUZi33WORLD929) October 18, 2018
ryuchellさんの考え方には、「本当に素敵な言葉」「教科書にしたい」「全世界のパパに届いてほしい」など、共感の声が多く寄せられています。
ryuchellさんは、これからは子育ては(どちらかが)「手伝う」のではなく、「シェアする」時代なのだと言います。若い世代のカリスマ、ryuchellさんだからこそ見える、未来のビジョンがそこにあります。
プレビュー画像: ©Pinterest/st.benesse.ne.jp
