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ストーリー

ジョーク: 農場に立ち入り調査!

ヨーロッパの片田舎に暮らす年配の農家が労働基準監督署から通知を受け取りました。農場で働く従業員の給与が法定の最低賃金に満たない疑いがあるとして、近々立ち入り調査に入るとの通達です。

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数日後、労働基準監督官が農場に調査に訪れました。

「こちらの農場での従業員の労働賃金について教えてください」と調査官。

「ええと、農場労働者が1人、時給15ユーロで無料の小屋付きの待遇です」と農家。

調査官は頷き、メモを取ります。

「それから…家政婦が1人。時給12ユーロで無料で住み込み食事付きです」

調査官は再びノートにペンを走らせます。

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「ああ、それからウスノロのアホが1人。1日16時間労働で農場業務の90%をこなして、時給4ユーロ、1カップ付きの待遇です。ああ、それからたまにうちの家内と寝ることができるオマケ付きです」

調査官は驚きのあまり、ペンを落としました。

「それは酷い!最低賃金どころじゃない、あまりにも搾取しすぎじゃないですか。しかもウスノロのアホ呼ばわりとは、何事ですか!随分と酷い待遇ですね。是非その従業員と直接お話させてください」と憤る調査官。

すると農家はこう答えました。

 

「ああ、それはワシのことですよ」