ちえとくをフォローする

おもしろ・びっくり

「アレクサ、スイカを注文して!」飼い主の留守中に勝手にアマゾンに注文するヨウム

ヨウムは賢くて、イタズラ好きな鳥。5歳児並みの知能があると言われています。ドアベルや電話の音を真似て飼い主を慌てさせたり、文章を丸ごとオウム返しするなんて朝飯前。言葉の意味を理解して文章を作ることもできると言われています。

この言語能力の際立った鳥が、スマートスピーカーとおしゃべりを始めても驚くには当たらないかもしれません。英国からは、「アレクサ」を使って飼い主の留守中に大変なイタズラを始めたヨウムのニュースが届いています。

英国の灰色ヨウムのロッコは、もともとイタズラ好きでお調子者。

以前は、イギリス南部のバークシャー州にある国立動物福祉施設で暮らしていましたが、ロッコは大声で悪態をつく常習犯。職員はそれを面白がっていましたが、訪問者が下品な鳥に苦情を言うようになり、強制退去となってしまいました。

行き場をなくしたロッコは保護施設職員のマリオン・ウィシェウスキのもとに身を寄せることになりました。

身に覚えのない注文

マリオンは夕方帰宅すると、まずアマゾンの自分のアカウントに目を通します。なぜなら、ロッコには最近覚えた厄介な趣味があるからです。ロッコは、音声で操作できるインターネットアシスタント「アレクサ」を使って、アマゾンにさまざまな商品を注文しまくっているのです。

「毎晩、アカウントをチェックして、すべての注文をキャンセルしています」とマリオンは笑いながら言います。

これまで注文したのは、スイカ、レーズン、ブロッコリー、アイスクリーム、そしてなぜか電球やポットまで。

それでもロッコは可愛い

マリオンは、羽の生えたルームメイトの買い物中毒をユーモアをもって受け止めています。彼女は、ロッコを誰よりも優しいオウムだと言います。

「家に帰ると、時々、ロッコがアレクサで素敵な音楽をかけていたりするの。ロッコは踊るのが大好きで、とにかくかわいいんです」

確かにロッコといると飽きないでしょう!そして、ロッコも理解ある寛容な飼い主と出会えて幸せですね。

出典:ndtv
プレビュー画像:© Facebook/National Animal Welfare Trust Berkshire