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牧師は棺桶に横たわる男の体に手をかざした。次の瞬間、彼は人知を超える現象を目撃した。

Twitterユーザーなら「#OOチャレンジ」というタグを見たことがあるという人が、ほとんどだと思います。その場にいる全員が一斉にマネキン人形のように静止する「#マネキンチャレンジ」やHKT48の指原莉乃の画像をどれだけ可愛く加工できるかを競いあう「#指原チャレンジ」などが有名です。

もちろん、この「#OOチャレンジ」というタグは日本のみならず世界のTwitterユーザーにも人気で、なかでも今ネットで注目を集めているのが、南アフリカを中心に大きな盛り上がりを見せている「#resurrectionchallenge」(#復活チャレンジ)というタグです。

タグにある「復活」とは「キリストの復活」を意味し、これは南アフリカ・ヨハネスブルグ近郊にある町サントンを本拠地とする教会「アレルヤ国際教会」の代表アルフ・ルカウがYouTube上に投稿した“牧師が死者を復活させる様子“を映した動画について言及したものです。一体どのようにして牧師は死んだ人を蘇らせるのでしょうか?

百聞は一見にしかず。まずはルカウ牧師が若くして一生を終えたある男性を黄泉の世界から連れ戻す様子をどうぞご覧下さい!

 
「エリオット!」と男性の名を呼ぶ牧師。がしかし、棺桶の中の男性はピクリとも動かず、反応を見せません。すると牧師は、その場にいる全員に手を高く掲げて祈るように指示します。

YouTube/Pastor Alph Lukau

その場にいる全員がそれぞれ神に祈りを捧げていたその時、牧師が男性の腹部に手をあて「Rise up!」(目覚めよ!)と一言叫ぶと、なんと今まで死んでいたはずの男性がゆっくり起き上がったのです。男性はまだ自分がどこにいるのか理解できない様子で、あたりをボーッとした表情で見回していますが、信者たちは「これぞまさに人知を超える奇跡!」と言わんばかりに歓喜の声をあげています。

YouTube/Pastor Alph Lukau

この異様な光景は、どう見てもヘタな芝居にしか見えませんが、この教会に属している多くの人々にとって、これは実際に起きた「奇跡」なのです。国民の70%以上がキリスト教徒といわれる南アフリカですが、その多くがこうした「新興教会」の信者といわれています。

こうした新興教会の牧師の中には「顔に殺虫剤を吹きかければ、癌もHIVも治る!」や「雑草を食べれば神に近づける!」などといった奇天烈な主張を繰り返すものも少なくありません。「神様に病気を治してもらいたい!」と藁にもすがる思いで教会を訪れる信者たちが洗脳される悲劇は、大きな社会問題に発展しつつあります。

そんな中、アルフ・ルカウ牧師の茶番とアレルヤ国際教会の信者たちの盲目の信仰を痛烈に批判した「#resurrectionchallenge」と題されたパロディー動画が南アフリカに住む多くのTwitterユーザーたちによって投稿され、話題を呼んでいます。今回はその中でも選りすぐりの5つを集めてみましたので、どうぞご覧下さい!

1.学校でやってみた

2.お酒を飲ませてみた

3.ビアガーデンでやってみた

4.タイヤの上でやってみた

5.走行中のトラックの上でやってみた

いかがでしたか?それにしても、牧師はもう少し芝居の上手な男性を雇うことはできなかったのか気になります。あ、芝居じゃありませんでしたね。失礼しました。(笑)