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「赤ちゃんの泣き声を聞いたんだけど」と隣人から玄関に置き手紙が しかしその真意に込み上げるものをこらえることができなかった
小さな子供を持つ親にとって心配事の一つにあるのが「ご近所トラブル」。「子供の声がうるさい」と近隣の住民からの苦情…。気にし出したらキリがないですが、ご近所さんからこのような苦情をもらってしまい、心を痛めた経験がある人も多いと思います。
アメリカ・シアトルに暮らすもっち🇺🇸シアトルさん(@dkmczk)は小さな女の子の赤ちゃんを抱えるお父さん。
ある日自宅玄関の下に手紙が置いてあったそう。差出人はどうやらご近所さんのようでした。
ハロー、お隣さんと書き出されたそのメモとも言える置き手紙。「赤ちゃんの泣き声を聞いたんだけど…」と書いてありもっち🇺🇸シアトルさんは思わず「苦情かな」と思ったそう。
ところが読み進めると、もっち🇺🇸シアトルさんの予想外のことが書かれていたのです。全文がこちら。
「ハロー お隣さん、赤ちゃんの泣き声がしたんだけど、私たちの9歳になる子供がまだ小さかった頃のことを思い出すわ。(お世話が大変な小さな赤ちゃんを抱えているのに)コロナがあって二人とも余計ストレスフルだよね。何かできることがあればと思ってるの。何か必要なものがあれば知らせて、買いに行くわ」
なんと、お隣さんからの置き手紙は苦情ではなく、コロナウイルスで混乱する中で小さな赤ちゃんを抱える夫婦を気遣う手紙だったのです。
玄関の下に手紙が置いてあり、何か苦情かなと思ったら、『赤ちゃんの泣き声聞こえたよ。お世話が大変な時期なのに、コロナもあるから余計にだよね。必要なものあったら買い物してくるよ』と書いてあった😭世の中がピリピリしている中で、優しい隣人が近くにいることが分かって救われた気持ちになった。 pic.twitter.com/wznB0qUxDc
— もっち🇺🇸シアトル (@dkmczk) March 30, 2020
また、もっち🇺🇸シアトルさんによると手紙に書かれたマリオとピノキオのイラストは9歳の娘さんが書いてくれたそう。一家の心優しい気遣いがどこまでも伝わってきます。
連日のコロナウイルスの感染拡大の報道によって、私たちは計り知れない心理的ストレスを抱えついピリピリしてしまいがちです。
アメリカだけでなく、外出制限措置が取られている世界各国では同じアパート内などで近隣住民同士によるこのような助け合いが広がってます。
うちのアパートの共有スペースにも同じような張り紙がありました。心が温かくなりますよね。如何なる時も他人の気持ちに寄り添えるのは素敵ですね。 pic.twitter.com/bDE6qMzECI
— Dr.やまけん🇺🇸🇯🇵 (@DrTakeshi_Y) March 31, 2020
「外出に不安があって、でも薬や食べ物が必要な場合は、私に知らせてください。テレワークで家にいるからお店に喜んで行きますよ」
アパートの階段の踊り場にて
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「良い一日を♡!パニックにはならないで」
アパートの玄関にて
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「隣人の皆さんへ、このコロナの最中、私たちはみな団結をしなくちゃ!:) 元気がなかったり体調が悪くて外出できない時は私に知らせて。スーパーや薬局に行ったり、はたまたトイレットペーパーがないなら1ロールあげるわ!パニックにならないで、そして体に気をつけて メラニーより」
日々状況が変わリ、不安でいっぱいになりストレスを抱えている人が多い今、このような心温まる思い遣りが何よりも人々の心を救います。
世界中で広がる優しさの輪。感染拡大を防止するために今一人一人ができること、そして互いに助け合うことで、この大変な時を乗り切っていけたらと願っています。
