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【ラグビー日本W杯】イタリアはチーム全員で観客席に深々とお辞儀をした。その理由に日本人であることを誇りに思った

ラグビーワールドカップ日本大会が開催されています。初戦では、ロシア相手に日本が劇的勝利を収め、日本中が熱狂に包まれました。

実はアジアでワールドカップが開催されるのは、今回が初めて。ラグビーが他の出場国に比べ、さほど盛んでない日本に対して、大会前は開催国としての資質を疑問視する声も多くあがっていました。

しかしそんな不安を払拭するかのような感動的な出来事が、大阪・花園ラグビー場で起きていたこと、ご存知でしたか?

その出来事が起きたのは、22日、大会3日目を迎えた日のこと。花園ラグビー場では、プールBのイタリア対ナミビアの試合が行われていました。

台風の影響で、この日はキックオフから強い風が吹いており、試合の後半には土砂降りに。選手にとっても、観客にとっても最悪のコンディションでした。

結局試合はイタリアが勝利しましたが、試合が終わった後驚くべき光景がそこに広がりました。

イタリア・ナミビアの両チームが、観客席に向かって深々とお辞儀をしたのです。

イタリア主将のセルジオ・パリセはこう語っています。
「日本と日本のファンに対する敬意を示したかったんです。今日は途中から大雨が降ってきたというのに、席を立つことなく、80分間の間試合を見続けてくれた日本のファンに皆さんに感激しました」

ナミビアのフルバック、ヨハン・トロンプも
「日本に来てから、本当に素晴らしいおもてなしをしてもらっています。試合で大きな声援を送ってもらえたことに対して、僕たちもリスペクトを示したかったんです」と試合後に語りました。

実はその前日、横浜の別会場で試合を行った世界最強と目されるニュージーランドのオールブラックスも、試合後に日本のファンに敬意を表してぺこりと頭を下げる場面を目撃されています。リード主将は、「日本のファンは私たちを愛してくれています。それに応えたいと思ったのです」と語っています。

いかがでしたか?大会前こそその資質を疑問視されましたが、世界中の選手や観客が今、日本のマナーの良さやおもてなし精神を評価し、日本風のやり方で、敬意を返してくれているのです。そしてその相手を思いやる気持ち、感謝の輪は今もなお広がっているのです。選手たちの活躍に期待しつつも、その輪がこれからも広がっていくように日本の良さを守っていきたいですね。ぜひシェアしてください!