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可愛いピューマが後をついてきた しかし7秒後の豹変に背筋がゾッと寒くなった

ピューマ(英語名クーガー)と言えば、北アメリカから南アメリカに分布する大型のヤマネコです。

スポーツブランドのイメージにも使用されているので、俊敏で精悍なイメージを連想する人が多いかもしれません。フォルムは基本的に猫型なので、人によっては、可愛いなんてイメージを持っている人もいるかもしれませんね。

しかし、アメリカ・ユタ州で撮影された映像を見た後では、もうそんなことは言えなくなるかもしれません。

撮影者のカイル・バージェスさんは、ユタ州プロボに近いスレートキャニオン公園でハイキングをしていたそうです。ハイキングの途中、カイルさんはピューマの子供たちに遭遇。可愛いなぁなんて思いながらも、特に何もせずに通り過ぎたそう。

しばらくそのまま歩いていると…茂みから現れた影に、腰を抜かしそうになりました。

怒りに震えた母ピューマが追跡してきていたのです!

実際にその動画をご覧ください!

ピューマの距離の詰め方、こわッ😨

Instagram/ kunkyle

カイルさんは、「向こうへ行け!」と叫んだり、「いい子だから」となだめたり、「ガォ〜ッ」と大きな声を出したり、ありとあらゆる手を尽くして追い払おうとしますが、効果なし!

この追跡はなんと6分間も続き、十分に威嚇できたと思ったのか、母ピューマはその後子供たちのいる方向へサッと消えて行きました。

それにしても…猫ちゃんのような外見ですが、目をつけられたら可愛いひっかき傷程度ではすみません!真の捕食者・プレデターと呼ぶに相応しい一面を垣間見てしまった気がします

Twitterの反応

しかしどうして、カイルさんはことなきを得ることが出来たのでしょうか?

それは、カイルさんが無意識に、①視線を逸らさない、②怖いからと背を向けて走って逃げない、③ピューマと向かい合いその動きに注意を払いつつも後方に歩きながら距離を取る、など今にも襲い掛かろうとするピューマに有効な手立てを打っていたからでした。そうでなかったら、ピューマの攻撃により深刻な大怪我を負っていたことでしょう。最悪の場合、命を奪われていた可能性もあります。

一見すると可愛いピューマですが…野生を剥き出しにした時、捕食者としての獰猛な一面が目を醒します。特に子育て中の動物は気が立っており大変に危険です。

自然のテリトリーを決して犯さぬよう、人間の方が注意して、野生動物たちには心穏やかに子育てをさせてあげたいものです。

プレビュー画像: / © Instagram/ kunkyle