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瀕死の犬は撫でられるとクンクン鳴き始めた。しかし犬が立ち上がったとき、思わず鳥肌が立った。

フロリダ州の南端に位置するエバーグレーズの海岸沿いの交通量の多い高速道路の脇で、1組のカップルが一匹の犬を発見します。ひどく傷ついたその犬は、体を休める場所を探そうとしているようでした。

Facebook/LostPet FoundPet

その姿に心を痛めたカップルは何時間も助けを呼び続けたそうです。そして、ようやくその声にブロワード保安官事務所が応答します。その後、現場に駆けつけた保安官助手が動物保護団体「Dezzy’s Second Chance Animal Rescue」に連絡、この団体が犬を保護してくれることになりました。

犬は人に囲まれて怯え混乱しているようでしたが、やがて人々に反応を示し始めます。

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この犬が長い間苦しんでいたことは明らかでした。保護されたとき、犬は生きる希望を諦めたような顔をしていたとスタッフは言います。犬は歩くこともままならず、車へはスタッフが2人タオルで胴体を支えながら車へと誘導しました。

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その後、「パウダー」と名付けられた白い犬は、皮膚を疥癬(かいせん)に冒され全身を脱毛やかさぶたに覆われていました。疥癬はダニ感染症で皮膚にできる小さく赤い隆起と、ひどいかゆみを伴います。目も眼瞼(がんけん)内反が原因で腫れ上がり、あまり見えていないようでした。

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しかし、保護施設のチームの献身的なケアでパウダーは少しずつ元気を取り戻していきました。そしてこちらが元気になったパウダーの姿です:

回復までには時間がかかりましたが手術で眼も治り、体重は6キロ近く増え、今は新しい飼い主が見つかるまで広大な敷地を持った保護施設で快適に暮らしています。

元気になれて本当によかった!素真っ白な毛並みがとても素敵ですね。