ネットで話題
ふざけてるとしか思えないお粗末な犯人の似顔絵。しかし捕まった犯人はびっくりするくらいそっくりだった…
子供が書いた落書きのような絵がテレビから流れてきたらどうしますか?
嘘のような話ですが、これは実際にアメリカ、フロリダ州で起こったことです。
2014年、フロリダ州マイアミ・デイド郡のノース・マイアミ・ビーチで、ジョセフ・ラクシンというユダヤ教指導者が殺害されるという事件が発生しました。警察は目撃証言から犯人の似顔絵を作成。記者会見でその似顔絵を示しながら一般市民に情報提供の協力を呼びかけました。
その似顔絵がこちらです。
ん?
ゆるキャラ?
「こんな人間いるわけない…」
フロリダの全住民がそうツッコミを入れたくなったに違いありません。
しかし程なくして、犯人は逮捕されました!
たった15歳の少年だったという事実以上に、その犯人の顔はフロリダの人々にとって衝撃的だったに違いありません。
…どことなく似顔絵と似ていたのです。
比較してみると、確かに、醸し出されるムードや細かな特徴を捉えているような気がしませんか?
Top 10 worst police sketches ever https://t.co/qTTYkbXAjI pic.twitter.com/zBqIta25mW
— PoliceOne.com (@PoliceOne) February 10, 2018
警察の似顔絵は詳細に描きすぎると良くないと言われています。あえて曖昧にし、想像力をかきたてるくらいの余白を残しているのです。
この下手くそな似顔絵は、全て警察の策略だったのですね!
(いや、でも本当に下手だっただけかも?!)
この似顔絵は、「史上最悪の警察スケッチ」としてインターネット上で大いに話題になりました。
でも結果として、晴れて犯人は捕まった訳ですし、「素晴らしいスケッチ」だったのでは?
しかし事件解決の決め手となったのは、似顔絵とは全く関係ないDNA検査だったと言います。やっぱり、史上最悪だった!
いかがでしたか?
これからは指名手配犯の似顔絵を見るときは、想像力の幅を膨らませて見てみてください。犯人逮捕にきっと繋がっていくはずです!
