ジーンとくる話
「警察猫」がいない理由を知りたかった5歳の少女に対する、警察署長の返答がとってもキュートだった。
イギリスのダラムに暮らす5歳のエリーザは、疑問に思っていることがありました。
「どうして警察”猫”はいないの?」
周りの大人にこの質問をしてみましたが、答えは分からず。そこでダラムの警察署長宛に手紙を書いてみることにしました。
「バートン警察署長さま、
私の名前はエリーザです。5歳です。
パパと警察犬の話をしていたときに警察猫はいないのか聞いたら、警察猫はいないと思うとパパは言っていましたが、私は警察猫がいるのは良いことだと思います。
警察猫は耳が良いから、危険に気がつくことができます。
猫は自分が来た道を辿ることができるから、警察官を道案内することができます。
猫は木登りや狩りが得意だから、どこかにはまってしまって人を救助することもできます。
うちの犬はうちの猫と仲良しです。警察猫も他の警察犬と友達になれると思います。
警察猫について考えてもらえませんか?
よろしくお願いします。」
5歳児とは思えないしっかりとした意見ですね。その後、驚いたことにダラムの警察署長から返事が届いたのです。
「エリーザへ、
警察猫を導入するべきだという意見、どうもありがとう。
警察犬を担当している警部補に、君の素晴らしいアイディアについて考えてくれるように伝えておきました。
僕も猫が好きです。うちの猫のジョーイの絵を手紙の裏に描いてみました。(あまり上手ではないけどね!)
警察署長 マイケル・バートン」
Great response from @DurhamPolice when Chief Constable Mike Barton was asked why there are no police cats. pic.twitter.com/olWFJejDWC
— Tom Wilkinson (@tommywilkinson) March 31, 2016
確かに署長、絵心はあまりなさそうですがエリーザは喜んだことでしょう。警察署長の計らいに心が和む、素敵なエピソードですね。いつか本当に警察猫がダラムをパトロールをする日が来るかもしれません!