レスキュー
捨て犬を撫でた女性。しかし、次に起こることを予想していなかった。
動物救助団体「Hope For Paws」は無力な動物たちを救うためにとにかくできる限りのことをやってくれる団体です。
その日、Hope For Pawsのスタッフは、動物保護団体「L.A on cloud 9」から家の軒下で猫、ではなく野良犬が出産したとの連絡を受けて現場へと向かいました。現場に到着すると、さっそく食べ物の匂いを嗅ぎつけたピットブルの母犬が登場。警戒する様子もなく近づいてきます。
とても人懐っこい母犬に、女性スタッフが優しくリーシュをかけます。その後、この母犬は「サンサ」と名付けられました。人間にもとても慣れている様子で、妊娠したために捨てられてしまったのではないかと考えられました。
さて、問題はサンサが軒下で産んだという子犬たちです。男性スタッフが懐中電灯を片手に家の下に潜ります。
そして発見しました。小さな子犬たちが7匹!初めて出逢う人間に戸惑っている様子です。
子犬がヨチヨチと逃げ出してしまう可能性もあったため、素早く保護しなくてはなりませんでした。狭い空間の中での作業は、決して簡単ではありません。1匹ずつ女性スタッフに手渡していきます。子犬7匹を無事に保護した後も、軒下のずっと奥深くまで這って行き残っている子はいないかを確認しました。
その後、この家族をしばらくの間引き取ってくれる施設が見つかり、母犬の子犬たちはそこへと移されました。サンサはそこで、子犬たち一匹ずつに飼い主が見つかるまですべての子犬の面倒をきちんと見ていたそうです。
こちらがサンサと子犬たちの保護をドキュメントした動画です。(英語音声のみ):
無事に保護されて本当によかったです。今はサンサも新しい家を探しているそうですが、人懐っこいサンサなら、きっとすぐに素敵な家族がみつかるはずですね!
