ジーンとくる話
飼い主とペットの最後のひと時を撮り続ける写真家
アメリカ、コロラド州在住の写真家ロス・テイラーは、人間の感情を鮮やかに切り取る写真家として知られています。彼のフォトシリーズ「Last Moments(最後の時)」は、愛するペットとの最期の時を過ごす飼い主の姿をとらえ、世界中で大きな反響を呼んでいます。
「この数年間は、ペットと飼い主の最後の時間を撮影してきました。いずれも飼い主が、ペットを苦しみから解放してあげる直前の様子です。
このテーマがこれほどの重みのあるものだとは、撮影するまで想像できませんでした。この悲しみを経験するすべての飼い主に、尊敬の念を抱いています。人間と動物の間の絆は、軽く見られていると思います。ペットの死がもたらす悲しみがこれほどに大きいものだとは、このプロジェクトに携わるまで知らなかったのです」ロス・テイラーは自身のInstagramに綴っています。
ペットを飼ったことのある人もそうでない人も、心揺り動かされる、ペットとの最後の瞬間をご覧ください。
1. 永遠の別れの意味を知る時
2. この子を苦しみから解放してあげたのは、正解だったはず。
3. がんに冒されていた愛猫
4. この子がいない生活など知らない
5. できることなら永遠に一緒にいてほしい
6. 「魔法の薬でもあげて、元気にしてあげたかった」想像のできない相棒のいない生活
7. 「この子といると、心が落ち着いて、安心できた」
8. 言葉が出ない
9. 息を引き取ったばかりの愛犬を抱いて
10. 最期の瞬間にそばにいられる幸せ
11. 「十分一緒に過ごしたなんて到底思えない」
12. 「私が病気になった時、この子は私の体調の悪化を察してくれた」
13. 大好きだった芝生の上で、お日さまの光を浴びながら
14. 何かを永遠に残しておきたくて
15. 残るのは、美しい思い出
安楽死の決断は決して容易なものではありません。でもそれは、老齢や病気で苦しんでいる最愛のペットに、飼い主が最後にしてあげられることでもあります。飼い主とペットの静かな最期の時に心打たれます。
出典: insider
プレビュー画像: ©Instagram/rosstaylorphoto
