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【陽性者が出た】中学生のクラス全員がPCR検査を受けた結果…起こったことに思わずハッとせずにいられない
PCR検査。
そんな耳慣れなかった言葉は、新型コロナウイルスの蔓延で、いつの間にかもっともよく聞く言葉のひとつになってしまいました。
心揺さぶられる感動の動画は以下よりご覧いただけます。(記事の続きはスクロール!)
こんなコロナ禍において、大きな打撃を受けているのは何も大人たちだけではありません。
中学生や高校生にも、この状況はずっしりとのしかかっています。
まだ勉強をたくさんしなければいけない、人生における非常に重要なステージを、大きな制限と共に過ごさなければならない悲しさ。
友達とたくさん体を使って遊んだりもしたい時期のはずです。
※画像はイメージです。
本日、#始業式 を行いました。
感染対策として、本校での始業式は、各教室にて #オンライン で実施しました。また、高校3年生の #受験生 に向けた、高2生徒会長による #激励 もオンラインで行いました。
このような状況での後輩からの応援は、受験生にとって、心強いものとなりました。 pic.twitter.com/WZboAAmq9v— 【公式】獨協埼玉中学高等学校 (@dokkyo_saitama_) January 8, 2021
そんな理不尽を押し付けられ、全国の中高生は一体どんな気持ちで過ごしているのでしょう?
今、Twitterで、コロナ禍の中学校で起きたあるエピソードが話題になっています。
そのツイート主さんの息子さんが通っている中学校で陽性者が出てしまったため、同級生全員がPCR検査を受けなければならなかったそうです。
「一体誰なのかね…?」そんなことを聞いたツイート主さんに返ってきた彼からの言葉が、胸を打ちます。
実際にそのツイートをご覧ください!
実は昨年後半に息子の学校で陽性者が出て息子含む同級生全員がPCR検査を受けたんだけど。その事実がわかってすぐ彼らはグループLINEで「犯人探しはやめよう」と決めたそうで、私がつい「誰なのかね」などと聞いたときも「俺たちは知らないし知るつもりもない」と突っぱねたのカッコいいよね。
— 牛島ビフエ (@bifue) January 5, 2021
その後全員の陰性が確認されても2週間の自宅待機だったのだけど、学校が再開してもそういう話題にはならなかったし感染した本人が誰かも知らず(少なくとも息子は)全員普通に登校しているとらしい。
— 牛島ビフエ (@bifue) January 5, 2021
休み中のLINEでの彼らの話題の中心は「PCR検査で鼻の中をグリグリされるのがどらくらい痛いか」だったそうで、小学生のときに受けたインフル検査の記憶が蘇って恐怖したらしい。さすが1年前まで小学生だっただけあるw
— 牛島ビフエ (@bifue) January 5, 2021
ちなみに、休みに入ってすぐ学校からも差別と偏見をなくす内容の動画を見ておくようにというプリントが送られてきた。彼らが犯人探しをしないと決めたのはそのプリントが届くより前だったけれどすでに学校でそういう話を聞いていたのかもしれないな。
— 牛島ビフエ (@bifue) January 5, 2021
「感染を広げないためにも感染者を特定すべき」といったコメントもありましたが、感染者は自治体(保健所)が把握していて息子たちは濃厚接触者だと判断されたからPCR検査を受けたのです。ですから子どもたちが「感染者は誰か」を知る必要はないはずです。
— 牛島ビフエ (@bifue) January 5, 2021
中学生の息子さんは、こう跳ね除けたのです。
「俺たちは知らないし知るつもりもない」
それは、ツイート主さんの息子さんだけではありません。学校が再開されても、クラスメイトの中に、「誰が陽性者だったのか」と話題に出す人は一人もいなかったそうです。
感染が拡大した今となっては、どこにいても何をしていても誰もが感染してしまう可能性があります。そんな状況下で、感染してしまった人を責めるような犯人探しには意味がないと、(1年前まで小学生だった)中学生でも気づいているのです。
私たち大人がどう振る舞うべきなのか、深く考えさせられてしまいますね。