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心温まる

【なかなかできることじゃない】横断歩道を渡りきれず転んでしまった老人…すると若者が驚きの行動に出た!

外出先で困っている人を見かけた時、「手助けしたい」と思っても、声をかけるには少し躊躇してしまうことがあります。

混み合ったバスや車内で立っている妊婦やお年寄りに席を譲りたくても、なかなか声をかけられない…なんて人もいるかもしれません。

見ず知らずの他人に声をかけることに気後れし、「困っている誰か」に気がついていてもついやり過ごしてしまうこともありがちです。

しかし、この若者は違いました。

ドライブレコーダーが捉えたこちらの動画をご覧ください。

横断歩道の手前で赤信号で停車した動画投稿者さん。横断歩道の歩行者信号が緑になり、一斉に歩行者が横断します。

右側から杖をついた高齢者が信号を渡り始めますが、ゆっくりとしか歩くことができず、横断歩道を半分も渡らないうちに、信号は赤になってしまいます。

横断歩道の上で1人とり残された高齢者。小さな歩幅でおぼつかない足取りながらも、懸命に信号を渡ろうとしていると…

横断歩道を2匹の犬連れで渡ったはずの若い男性が、犬のリードを一緒にいた女性に預けて高齢者のもとへとまっすぐ引き返して行きます。

©︎youtube/masaka2

高齢者を気遣いながら、ゆっくりと歩行を介助する若い男性。

©︎youtube/masaka2

しかし、高齢者は途中は転びそうになってしまいます…

©︎youtube/masaka2

横断歩道での出来事が見えず、事情を知らない後方の車両からは青になっても進まない前方車に対してクラクションが鳴らされます。

すると、信号待ちをしていた別の男性が駆けつけ、落とした荷物を持ってくれます。

このままでは横断歩道を渡るのに時間がかかってしまう、そう思ったのか、若い男性は高齢者を抱えて横断歩道を渡ることに。

©︎youtube/masaka2

無事、横断歩道を渡りきった若い男性と高齢者。足腰の弱い高齢者にとって、信号が青のうちに横断歩道を渡りきることがいかに困難であるかが伝わる動画です。

信号がまだ青の時に横断歩道を渡りながら、ゆっくり歩を進める高齢者を何度か振り向いて見ていることから、早い段階で高齢者を気にかけていた様子が伺えます。

赤信号の中、横断歩道の上に取り残された高齢者のもとに躊躇することなく駆けつけ、必要とあらば抱き抱えて運ぶことのできる若者。そのさりげない優しさと思いやりに溢れた姿に心が温かくなります。

自分も同じ状況だったら、咄嗟に、さっと手助けができるだろうか…そう考えてしまいました。

プレビュー画像: ©️youtube/masaka2