アンビリーバボー
花見で川沿いを歩いてたら…まさかの「生きた化石」に遭遇!
広島市・平和公園の川辺で撮影された一枚の写真が話題を集めています。
5日昼過ぎ、平和公園付近を家族とともに花見で訪れた投稿者おにく(ONIKU)くいたい(@29tangasuki)さんは、目の前の驚きの光景に目を疑いました。投稿者さんが撮影してTwitterに投稿したこちらの画像をご覧ください。
オオサンショウウオいた pic.twitter.com/ATm4IfvnH0
— おにく(ONIKU)くいたい🥩 (@29tangasuki) April 5, 2022
えっ???

な、なんとー!

原爆ドームを背景に川べりの水中に鎮座しているのは…そう、なんと野生の「オオサンショウウオ」です。
巨大なナマコのようにも見えますが、れっきとした国の特別天然記念物です。
オオサンショウウオは日本固有種で、世界最大の両生類。3千万年前の化石と現在の姿がほとんど変わっていないことから、「生きた化石」とも呼ばれています。
あまりも予期せぬ貴重な生物との遭遇に、驚き動物好きなこともあって大興奮した撮影者家族ですが、発見当時、多くの花見客は桜の花に気を取られて川べりにいるオオサンショウウオには気づいておらず、オオサンショウウオは気ままに水中を歩いていたそうです。
「平べったくて、のそのそ歩く姿がかわいかった」と撮影した女性は語っています。
サンショウウオの体長は1mほどで、浅瀬を5分くらいかけてゆったりと歩き、やがて泳いで川の中央に姿を消したそうです。
オオサンショウウオくんは太田川上流の三段峡(安芸太田町)⬇️あたりから流されてきたと思われます pic.twitter.com/3N0Uk8bqi4
— コアラそー太郎 (@so_koara_x5x) April 5, 2022
専門家によると、この地域のオオサンショウウオは太田川流域に生息しており、水かさが増したときには稀に流されることがあるそうです。淡水域に生息する生物のため、海水の混じる河口付近で姿を確認されるのは非常に珍しいとのこと。
お花見に出かけた先で出会った思わぬレア生き物。次回から水辺近くに出かけた際は、水の中にも注目してみると、驚きの出会いがあるかもしれませんね。
今度から川のなかも見ることにします。 pic.twitter.com/X425kXaIxx
— SA*WA (@115secca) April 5, 2022
今回話題を集めたオオサンショウウオさんが無事に生息していた上流に帰ることができますように。
出典: tokyo-np
プレビュー画像: ©️twitter.com/おにく(ONIKU)くいたい
