ジョーク: チワワにビビるライオン

ペットのチワワをリュックサックに入れ、アフリカのサバンナにサファリツアーに出かけた観光客。ところが、走行中のジープからチワワが飛び出し、草原の中へと走り去ってしまいました。その様子を一頭のライオンが遠くから見ていました。

「なんだアレは？あんな動物、ここでは見たこともないぞ。でもまあいいか、美味しそうだし…」

早速、ライオンは小さなチワワに近づきます。恐ろしいライオンの姿に気づいたチワワはパニックに陥ります。逃げ出そうとしたチワワでしたが、すぐそばに大きな骨が散らばっているのに気づきます。骨のそばに横たわると、チワワは大声を張り上げました。

「うーん、このライオンの肉、すっごい美味いなあ！でもまだまだ喰い足りないぜ！」

ライオンは思わず息を飲みました。

「この小さいヤツ、見た目によらず相当危険らしいな…」安全のため、ライオンはひとまず引き下がることにしました。

その光景を木の上から猿が見ていました。

「もしライオンに本当のことを教えてやれば、見返りに 用心棒になってもらえるかもしれないな」と猿は考えます。

そこで猿はライオンに近づくと、事の真相をライオンに暴露しました。怒り狂ったライオンは唸ります。

「俺の背中に乗れ！アイツに誰がサバンナの王者か思い知らせてやる！」

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ライオンは猿を背に乗せ、小さなチワワ向かって駆け出します。それに気づいた犬は震えあがりました。しかし、あるアイディアが閃めきます。

ライオンと猿に聞こえるように大声でチワワは怒鳴り立てました。

「あのアホ猿はどこへ行ったんだ？もう一頭ライオンを連れて来いって1時間前に命令したのに、何やってんだよ！」