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おもしろ・びっくり

そんな理由で?!弁護士が語る驚きの離婚調停エピソード14選

すべての結婚が時の試練に耐えられるわけではありません。結婚した理由が間違っていたり、若すぎたり、どちらかが浮気をしていたり、単に二人の心が離れてしまうこともあります。

うまくいかなくなった関係に終止符を打つことは、恥ずかしいことではなく、新たな人生をお互いが歩み始めるために必要なこと。しかし、時には弁護士を立てていても離婚調停の収拾がつかなくなることとがあります。お金や子どもをめぐる争いだけでなく、なかにはびっくりするような理由で泥沼化することもあるようです。

この記事では、離婚弁護士が語る驚きの離婚調停エピソードをご紹介します。

1. 必要なことだったかもしれない

「私は離婚弁護士として、結婚35年目となる男性の代理人を務めました。二人とも60代。調停では50万ドルの財産分与については30分もせずに合意しましたが、その後2時間半にわたってビールグラスと熊手について口論していました。二人は3ヶ月後に復縁しました」

2. 悲しい事実

「同僚が離婚の調停をしていた事件、問題はお金ではなく子ども。両親のどちらも娘を引き取ることを望んでいませんでした」

3. 浮気じゃなくても

「クライアントから妻が浮気をしていると相談されました。でも、浮気ではなく、毎晩何時間も車で移動しながらポケモンGOをしていただけでした。まあ、いずれにしても離婚したんですが」

4. 猫をめぐって

「ある夫婦の離婚の理由は『猫』でした。妻は白い猫を『スノーボール』と呼び、ウェットフードと鶏の胸肉しかあげたくなかった。夫は猫を『リリー』と呼び、ドライフードしか与えようとしなかった。2人は猫がどちらのものかで1年以上も喧嘩しており、一緒にいた3人の子どものことも気にかけてもいませんでした」

5. 言いたい放題

「その夫婦が離婚した理由は『妻が自分の家族とフランス語でしか話さなかったから』。彼女はスペイン人で、彼もスペイン人でしたが、彼女の家族は英語、フランス語、スペイン語を話します。彼はスペイン語しか話せません。彼女は家族に彼の悪口を言いたかったのです。ある時、彼はその会話を録音して翻訳してもらいました。彼らは皆、彼の目の前で彼を言いたい放題に罵倒していました」

6. 犬の健康

「女性は結婚して2年後に離婚を申し立てました。理由は男性が犬に餌を与えすぎるのをやめなかったから。その犬はすでにとても太っていました。彼女は愛犬の健康が心配だったのです」

7. マザコン夫

「夫の母親と同居していた女性の離婚の理由は義母の強すぎる愛。夫婦の寝室に入ってきて、40歳の息子の背中をさする義母にうんざりしていたのです。寝室のドアに鍵をかけないようにと言って義母は好きなように出入りしていました。鍵をかけると何度もドアを叩くのです」

8. 小さな復讐

「ある夫婦は弁護士費用として合計5,000ドル(約50万円)近くを費やしていました。ラスベガスで購入した灰皿をどちらが手に入れるかで揉めていたのです。私は男性にラスベガスに飛び、同じ灰皿を買ってきてはどうかと提案しました。その方がコストがかからないと思ったのです。しかし、彼は断りました。彼は、彼女の目の前でその灰皿を粉々に砕こうと計画していたのです。結局、私たちは裁判に勝ち、彼はそれを実行しました」

9. どうしても手に入れたい

「冷蔵庫の左隅にある食料品を誰が取るべきか、夫婦間で合意するのに2時間かかりました。弁護士費用約1,000ドル(約10万円)かけて、ピーナッツバターの大瓶を争ったのです(その前に、ピーナッツバターって冷蔵庫に入れるもの?)」

10. 本当の理由

「夫は妻子を捨て、若い女性と一緒になりたいと考えていました。妻は多額の解決金を要求しました。長く厳しい交渉の末、男性は離婚弁護士に『彼女が望むものを何でも与えて、これで終わりにしよう』と言いました。それを聞いた妻はパニックに陥りました。本当はお金の問題ではなく、彼がどんな代償を払っても自分を捨てて恋人を選ぶことに耐えられなかったのです」

11. 残酷な結末

「夫の学生時代の元彼女が再び独身になったことで、46年間の結婚生活が突然終わりました。彼は離婚が成立した日にその彼女と結婚したのです」

12. 復縁エピソードも

「あるカップルが裁判所で共同親権の条件について議論していました。どちらも子どもと一緒に過ごすことを望んでいました。ある時点で彼らは仲直りし、結婚カウンセリングにより離婚を撤回しました」

13. 本人にとっては大問題

「結婚して2ヶ月で離婚した人を知っていますが、その理由は、妻がベッドサイドのランプをつけたままにしているのに、自分は真っ暗闇でしか眠れないからでした。彼は時にソファで眠り、時に妻を寝室から閉め出したそうです」

14. 正当な離婚の理由

「女性が、男性がベッドのシーツに茶色い跡を残し続けると訴えていたケースがありました。彼はそれを鉄による火傷によるものだと言っていましたが、その跡は洗えば消えました。結局、調停で彼は自分がトイレットペーパーをほとんど使っていないことを認めました」

離婚は結婚よりもエネルギーを消耗すると言われていますが、泥沼離婚となればなおさらでしょう。それでも、離婚後はそれぞれが前向きに新しい人生に踏み出せればいいですね。

 

プレビュー画像: ©Twitter/Mocha mom -Charlotte