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Facebookフィードに突如上がってきたお坊さんの写真。その正体を知った時スマホを持つ手が震えた

有史以来最大級とも言われる地震、それに続く大きな津波によりあまりに多くの尊い命が奪われた、東日本大震災。多くの面での復興が進められたものの、未だ完全収束とは呼べない状態であることは皆さんご存知の通りです。

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被災された方々の失ったものの大きさ、衝撃と痛みを10年近くが経とうとする今も鮮やかに伝えてくれる写真が話題になっています。

実際にそのツイートをご覧ください。

2011年3月11日東北を中心に有史以来最大の地震が襲いました、その後大きな津波が多くの命を呑み込みました。

僧侶の小原さんが読経しながらの姿は世界的に大きな反響を呼びました。

あれから8年の月日が経ちました、ツィッターでこの写真を知らない方々がいるとの事で再掲載させて頂きます。
合掌

Twitter@matsuhis1

Twitter@matsuhis1

Twitter@matsuhis1

Twitter@matsuhis1

写真に写されていたのは、津波被災地で「鎮魂の読経」をし続ける禅僧の姿でした。撮影地は宮城県気仙沼市本吉町。当時28歳の小原宗鑑さんは、42日に宮古市から読経行脚を開始したそうです。

小原さんはひたすら歩き、鈴を鳴らし、立ち止まり深々と頭を下げ続けました。

「師匠から、私は何もできないことを学びなさいと言われました。瓦礫を前にして、ただ祈るしかない」そんな思いで読経行脚を続けながら、小原さんは被災地を南下し続けたと言います。最低気温は氷点下を記録しており、被災地の情報がまだ十分に行き渡っておらず、泊まる場所もないことも承知で、法衣だけの姿で向かったのです。

2011年当時、小原さんの行脚の様子はメディアに取り上げられましたが、震災から8年が経った今、Twitterユーザーの松村尚和さん(@matsuhis1)があらためて写真を投稿。またたくまに話題となり、現在までで7万近くのいいね!を集めています。

荒々しく破壊された被災地での小原さんの祈りの姿に、Twitter民から感動のコメントが続々と寄せられました。

当時メディアの取材に答えた小原さんは、「一見、がれきに見えても、被災者にとっては一つ一つ思い入れのあるものです」と、倒壊した家屋に静かに手を合わせ続けました。

現在小原さんは、盛岡市にある石雲禅寺の副住職となられています。小原さんの真摯な祈りの姿は、被災された方々の当時の心にもきっと安らぎをもたらしたことでしょう。祈りは終わることはありません。

プレビュー画像:©︎Twitter@matsuhis1

Facebookフィードに突如上がってきたお坊さんの写真。その正体を知った時スマホを持つ手が震えたFacebookフィードに突如上がってきたお坊さんの写真。その正体を知った時スマホを持つ手が震えた