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オーストラリアの火災で傷ついたカンガルーの赤ちゃん。しかし近づいていった女性が取った行動に世界が釘付け
オーストラリアで昨年9月から続く大規模な森林火災。現在までで日本の国土の約半に匹敵する1800万ヘクタールという広大な土地が焼失し、逃げ遅れたり、消化活動中に事故に遭ったりして33名が亡くなりました。そして野生動物に至っては、10億もの命が奪われたとされ、生態系が大きく変わろうとしています。
コアラやカンガルー、ウォンバットなど、オーストラリア固有の動物たちもたくさん焼け死に、コアラは絶滅危惧種になりかねないとさえ言われています。
Woman reunites with koala she saved from Australian bushfire https://t.co/BehqjeeOFL #10TV pic.twitter.com/4qXMrgQROA
— 10TV.com (@10TV) November 20, 2019
オーストラリアでは人も動物も必死で未曾有の災害を生きています。以前、こちらの記事ではコアラを命がけで救助する女性を紹介しましたが、別の場所ではまったく違う人と動物の助け合いの光景が見られました。
その現場が目撃されたのは、オーストラリア・ニューサウスウェールズ州。
実際に動画をご覧ください!
そっと顔をなでると、水の入ったペットボトルのフタを開け…
優しくカンガルーの手にかけて、冷やしてあげたのです。
「もう大丈夫よ」と言わんばかりにチュッとしてあげます。
女性が去った後も、火傷が気になるのかしきりに腕を舐めるカンガルー…
この動画には多くの共感が集まり、「女性がカンガルーにキスした瞬間泣きそうになった」「野生動物が人間から逃げようとしないのは、本当に助けを必要としている時だけなんだよね」「動物が苦しんでるのは辛い、だって人間と違って、苦しんでると伝えることすらできないんだから」などと言ったコメントで溢れました。
オーストラリアの人々や、焼け出された野生動物のために何かできることはないか探していたら、 オーストラリア赤十字社のオフィシャルサイトや、焼け出された動物のレスキュー団体ウェブサイトをご覧ください。
