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アンビリーバボー

ベネズエラの偽医師がキャンディの棒を避妊具と称して患者の皮膚に埋め込む

患者は医師を信頼しています。そうでなければ体を委ねて治療を受けることなどできません。その信頼につけこみ、患者を騙す偽医師のニュースが時折話題になります。

ベネズエラでは、少し前に、ある詐欺師が信じられないような卑劣な行為を行いました。その男は偽婦人科医として、患者の皮膚にキャンディ(アメ)の棒を埋め込んだのです。

注意:この記事には、一部の読者が不快に感じるかもしれない映像が含まれています。

ホセ・ダニエル・ロペスという38歳の男は、ベネズエラの複数の医療機関で婦人科医として勤務していました。彼の「専門」は、皮膚に埋め込む最新の埋め込み式避妊具「インプラノン」。病院の同僚もロペスの患者も、彼の医学の学位証明書を本物だと信じて疑いませんでした。しかし、彼は偽医者だったのです。

避妊具として埋め込んだのは・・・

この詐欺師は、インプラノンだと言って、疑うことを知らない無数の患者に得体の知れないモノを植え付けました。インプラノンとは、排卵を抑制するホルモンを含ませたスティックを上腕の皮下に埋め込む新しい避妊法です。

しかし、ロペスが使用したインプラントは、あろうことかただの棒付きアメの棒だったのです。

少なくとも25人の女性が被害に

インプラノンを埋め込んだ後、何人かの患者が妊娠したことから、この犯罪が露呈しました。

少なくとも25人の女性がこのアメの棒のインプラントを受けたと言われています。偽婦人科医はその後逮捕されました。彼は詐欺、公文書偽造、暴行の罪で数年の禁固刑を受ける予定です。

この詐欺師が長い間、気づかれずに医療行為を行えたこと自体が信じられません。

近年、海外の一部の国や地域で、SNSで医師を詐称する詐欺的行為も横行しているようです。医師だからと情報を鵜呑みにせず、本当に信頼できる人物や情報であることを自分で確認していかなければならない時代なのかもしれません。

出典:odditycentral , metro
プレビュー画像:© Twitter/CrazyNews4 © Twitter/AndrewsAbreu