飼い主の窮地を救った黒猫「ピラン」

犬が危険な状況から飼い主を救った話は頻繁に耳にします。でも、猫だって飼い主の窮地を救うことがあるのです。

犬も猫も飼い主に対する深い愛情を持っています。ただ、人間に対する愛情の示し方が違うだけ。愛情を持って動物と接している人は、自分とペットの強い絆を確信しているでしょう。

英国コーンウォール州のボドミンという町に住む83歳の女性は、今回とんでもない出来事で愛猫からの強い愛情を確認しました。

その日、その83歳の女性は散歩から戻ってきませんでした。連絡が取れないのを不審に思った近所の友人タマル・ロングミュアーさんは、警察に通報します。警察は急いで捜索を始めました。

というのも、ボドミンは鬱蒼とした茂みに覆われた土地。日が暮れてしまうと、行方不明者を見つけるのは非常に困難なのです。

捜索に参加していたタマルさんは、トウモロコシ畑を通り過ぎようとしたとき、畑を囲むフェンスに猫が座り、大きな声で鳴いているのに気づきました。近づいてみると、行方不明の女性の黒猫「ピラン」でした。

ピランは飼い主によくなついており、いつも一緒にいるので、フェンスに座っているのは珍しいことでした。さらに、ピランはタマルさんの姿を見ると、興奮してトウモロコシ畑の入り口を駆け回り、ますます大きな声で鳴きます。タマルさんは、「もしかするとピランが女性の居場所を教えているのかもしれない」と思い、背の高いトウモロコシが生い茂る畑を探してみることにしました。

「名前を呼びながら畑の端まで行ってみました。すると、途中で私の呼びかけに弱々しい返事が戻ってきたのです」

畑の奥には有刺鉄線が張られており、その向こうは急な斜面。なんと、女性はその下の小川に転落していたのです。20メートルもの高さから落ちたために怪我をして、小川の中で身動きもできず横たわっていましたが、幸い、意識はありました。

女性を救出したボドミン警察は「黒猫ピランお手柄」とFacebookで発表。ピランの賢さ、愛情深さに多くの人が感嘆の声をあげました。

無事救出された女性は現在、容態は安定しているとのこと。ピランがいなければ、捜索はもっと難航していたにちがいありません。大手柄のピラン、きっと今は大好きな飼い主さんのそばに寄り添って、たくさんのハグとおやつをもらっていることでしょう。

プレビュー画像: ©Facebook/Bodmin Police ©Facebook/Bodmin Police

出典

insider,

プレビュー画像: ©Facebook/Bodmin Police ©Facebook/Bodmin Police

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