ジョーク
ジョーク: 天国で猫とネズミが出会った
1匹の猫が寿命を全うし、天国へと旅立ちました。天国の門の前にたどり着いた猫を神様が出迎えます。
「お前は長年良い猫として頑張ったな。望むものは何なりと叶えよう」と神様。
猫は少し考えてから答えました。
「神様、私はこの一生をずっと農場で過ごし、堅い床の上で眠ってきました。フワフワの柔らかいクッションの上で眠ってみたいものです」
「そうか、その願い、叶えてやろう!」
するとどうでしょう!次の瞬間、猫はフワフワの大きなクッションの上で眠っていました。
数日後、ある事件で同時に命を落とした12匹のネズミが揃って天国の門にたどり着きました。出迎えた神様は言いました。
「お前達は良いネズミだったな。望むものは何なりと叶えよう」」
ネズミ達は相談してから答えました。
「神様、私たちは一生のほとんどを猫や犬、それに人間のホウキから逃げ回って過ごしたんです。もう2度と走り回らなくてすむように、小さなローラースケートをください」
「そうか、その願い、叶えてやろう!」
するとどうでしょう!次の瞬間、ネズミ達は小さなローラースケートを履いていました。
1週間後、神様は猫の様子を見に行くことにしました。フワフワのクッションの上でイビキをかいて眠っている猫を見つけた神様は、優しく猫を起こして聞きました。
「どうだね天国の暮らし心地は?なにか困ったことはないか?」
すると猫は満足そうに答えます。
「神様、最高です。こんなに幸せな暮らしは生まれて初めてです。クッションはフワフワだし、先日こちらに贈ってくださったローラーに載った軽食もとっても美味しかったです」
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