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ジーンとくる話

【様々な試練を乗り越え…】インターネットで人気者になった眼球のない猫ジャスパー

ペットを飼うことは私たちに癒しと幸せをくれますが、同時に大きな責任を伴います。風雨から守り、餌を与えるだけでは十分ではありません。ペットが病気や怪我などでハンディキャップを負ったとしても、最後まで愛情をもって寄り添う覚悟が必要です。

病気で両眼を失い、脳梗塞からも回復した猫ジャスパーは、困難な状況を飼い主とともに乗り越えた勇敢な猫です。

 
 
 
 
 
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ジャスパーは今から11年前の2009年に飼い主のケイティの元に引き取られました。ジャスパーはスフィンクスという体毛のない珍しい品種の猫です。

2013年、ジャスパーは猫ヘルペス・ウイルスに感染、目に角膜潰瘍ができ、獣医は右側の眼球を摘出することを勧めました。苦しむジャスパーを痛みから解放するためにケイティは手術に同意するという辛い決断をしなければなりませんでした。

 
 
 
 
 
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ジャスパーは手術後、すぐに回復したと言います。「退院した日からジャスパーはソファや私の肩によじ登り、家中あちこち探検してました」とケイティ。でも、5年後ジャスパーに2度目の悲劇が。残された左眼も同じ病気になり、とうとう両眼を失うことになってしまうのです。

 
 
 
 
 
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2度目の手術後、ジャスパーは完全に失明したものの、すぐに新しい状況に適応したと言います。ケイティはジャスパーの回復の速さに驚きました。彼はまるで何事もなかったかのようにとても幸せそうに見えたと言います。

 
 
 
 
 
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その後、ジャスパーは2019年に脳梗塞になり、その病気からもなんとか回復し、日常生活を取り戻しています。「私がこの子の苦しみをただ長引かせているだけなのではないかと心配する人もいます」とケイティ。でも、獣医の見解でもジャスパーは幸せで快適に暮らしているとお墨付きです。

 
 
 
 
 
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ケイティはジャスパーが快適に暮らせるように周到に準備しています。出かけるときはベビーサークルで作ったケージにいれ、ジャスパーが安全に歩きまわれるようにしています。また、ケイティが引き取った他の2匹の保護猫と一緒に暮らしているため、ジャスパーは寂しくはありません。そのうちの一匹も目が不自由なのですが、その子はジャスパーにとてもなついているそうです。

 
 
 
 
 
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両眼がなく、体毛もない不思議な容貌の猫、ジャスパー。恐ろしい見た目と感じるかもしれませんが、この勇敢な猫を応援する人、その強さや美しさに畏敬の念を抱く人は少なくありません。実はケイティがジャスパーの写真を投稿しているインスタグラムのフォロワーはなんと9万3000人もいるのです。

 
 
 
 
 
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ケイティは、ジャスパーの写真を投稿することで、特別なニーズを持つ動物を飼う人が増えることを期待しています。「ペットを飼うことを考えているなら、あまり人気のない動物、高齢であったり、障がいのある動物を飼うことも検討してみてください。あなたの親友になってくれるかもしれません」とケイティは話しています。

ハンディキャップがあっても幸せに暮らすジャスパー、そしてジャスパーを見守り続けるケイティに私たちが教わることはたくさんある気がします。

プレビュー画像: ©Instagram/jazzy.purrs ©Instagram/jazzy.purrs