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【神対応】対戦中動けなくなったテニス選手に大坂なおみは近づく。その6秒後起きたことに世界が胸を熱くした
先日大阪で開催されたテニス大会「東レ パンパシフィックオープン」。シングルスの決勝で、世界ランク4位、日本中の注目を集める大坂なおみ選手が、ロシアのアナスタシア・パブリュチェンコワ選手を破り、大会初優勝を果たしました。
一時期調子を落としていた大坂選手。それだけに、この優勝は日本のファンに復活を力強く印象付ける意義深いものとなりましたね。
🇯🇵大坂なおみ 🎉完全復活V「大阪で優勝できたのは格別」https://t.co/qfdZ2G73go pic.twitter.com/nS1KkMVURR
— tennis365.net テニス365 (@tennis365) September 22, 2019
しかしこの優勝劇の裏で、メディアにはあまり取り上げられない、感動的な一幕があったのをご存知ですか?
その出来事は、同大会で、大坂選手とカザフスタンのユリア・プティンツェワ選手が準々決勝で対戦した時に起きました。
大坂選手が第2セットでマッチポイントを迎えた際、プティンツェワ選手が足を伸ばして座り込み、そこから動けなくなってしまったのです。直前のプレーで左足首をひねっており、その痛みが原因のようでした。
それを見た大坂選手、驚くべき行動に出ます。プレーを中断して、大会スタッフよりも先に、率先してタオルや氷を持ってプティンツェワ選手に駆け寄り、手当をしたのです。
大坂なおみ「すぐ行かなきゃ」 対戦相手にタオルと氷https://t.co/BF1AbrBCSp#東レ・パンパシフィック・オープン の準々決勝で、足を痛めた相手を気遣う一幕がありました。立てなくなった #プティンツェワ 選手を見て、氷を手に駆け寄りました。(省)#大坂なおみ #東レPPO #テニス #NaomiOSAKA pic.twitter.com/P90UO9IIUE
— 朝日新聞 映像報道部 (@asahi_photo) September 21, 2019
プティンツェワ選手はその後、足首をテーピングで固めてプレーを再開しましたが、結局試合は大坂選手のストレート勝ちで終わりました。
試合後のインタビューで、大坂選手は、
「足首の怪我は、時に深刻なものになります。すぐに行ってあげなければと思いました」
と駆け寄った理由を語っています。
この1コマ、大きく報道されることこそありませんでしたが、大坂選手のスポーツマンシップ溢れる行動に、静かな感動が広がっています。
「大坂が大阪で勝った」生まれ故郷 凱旋優勝
22日、大阪市西区のITC靱テニスセンターで行われた東レ・パンパシフィック・オープン決勝で、母国初優勝を飾った大坂なおみ=日清。3歳でテニスを始めた「特別な場所」という大阪での勝利に、「生まれたこの街で優勝できて格別」と喜びを語った。産経 pic.twitter.com/ti2H8s2ANs— ズームカー (@zoomcar63) September 22, 2019
いかがでしたか?実力だけでなく、他をいたわる優しさを持った大坂選手こそ、今回の優勝にふさわしいテニス選手だときっと世界中の人が感じたことでしょう。大坂選手の今後の活躍にますます目が離せませんね。ぜひシェアしてくださいね!
