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彫った理由に心動かされる8つのタトゥー 父親がタトゥーを彫ったのは子供を守るためだった

海外ではタトゥーをしている人はよく見かけますが、どんなものであってもタトゥーの一つひとつに意味や想いが込められているもの。一見ギョッとするようなものでも、素肌に一生残るものなので、それなりに誰もがよく考えているものでしょう。でもこの8枚の写真の人々がタトゥーに込めた、単なるアクセサリーとしての役割をはるかに超えた深い意味には心動かされます。

1. 一緒に闘う

脳の腫瘍を取り除いた8歳の少年の頭には大きな傷跡が残りました。「まるでモンスターみたい」少年は自分の頭に残る傷跡を目にしてこう言ったそうです。息子の悲しむ姿に心を痛めた父親は、頭を剃り、息子の傷跡をそっくり模したタトゥーを入れたのです。

「お前のことをジロジロ見てくる人がいたら、俺の頭も見せてやる、そう息子に言ったんだ」と父親。

2. 我が子の笑い声

His son died of SIDS last year, and got a waveform tattoo of his sons laugh.

この男性の子供は原因不明の突然死でこの世を去ってしまいました。子供と常に一緒にいたいと、我が子の笑い声の音声波形を胸に掘りました。

3. 子供たちの生誕地

世界中で大人気のハリウッド女優アンジョリーナ・ジョリーは、体中に様々な意味を込めたタトゥーを入れていることでも有名です。彼女にとって大切な人は誰か、タトゥーを見れば一目瞭然。現在は他でもない子供たちに生活の全てを捧げているということがわかるのがこの左腕のタトゥー。養子に迎えた3人と、自分の子供3人の生誕地の緯度と経度が記してあるのです。ちなみに、元夫のビリー・ボブの名前もここに彫ってあったはずですが、きれいさっぱりなくなっています。

4. 母の最後の言葉

この24歳の女性は母親からの最後の言葉をタトゥーにしました。彼女の母親はなんの予兆もなく寝ている間に心臓発作を起こし、再び目を覚ますことはありませんでした。しかし、その前日、母親は当時18歳のこの女性へこのメモをテーブルの上に残していました。まさかこれが最後の言葉になるとは知る由もなかったでしょう。「愛してる いい子でね!ママ」

5. 小さな小さな生きた証

この足跡は、無事にこの世に生まれてくることのできなかったネイサンのもの。16週目での流産でした。母親はネイサンの小さな足跡を永遠に刻みました。

6. 生まれつきのあざ

幼い娘は生まれつき足にアザを持って生まれてきたため、周囲から好奇の目で見られることもあるそうです。そこで両親は娘のアザと同じ形のタトゥーを入れました。「自分だけ違う」と寂しい思いをして欲しくないという思いが込められています。

7. 2つで1つ

生まれつき耳の聞こえない娘が耳の渦巻き管を移植した際、父親は娘がこれから一生つけることになる医療装置と同じ形のタトゥーを自分の頭に掘りました。

8. 愛犬といつも一緒

 
 
 
 
 
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タトゥーにしたいのはもちろん人間同士の愛情だけではありません。この若い女性にとっては、愛犬スカンキーがこの世で一番の友人です。犬は人間よりも早く生命を終えてしまいますが、200回以上押した肉球スタンプから選ばれたこのカラフルなモチーフがあれば、ずっと一緒です。

タトゥーはこの人たちにとっては、かけがえのない人を守るため、大切な人を失った悲しみを慰めるため、そして愛情を永遠に刻むためと、他人からは想像できないような意味を持っています。ただのアクセサリーだと思ったら大間違いですね。

プレビュー画像:©Facebook/St. Baldrick’s Foundation

彫った理由に心動かされる8つのタトゥー 父親がタトゥーを彫ったのは子供を守るためだった