【米国】モンスタークレーマーに毅然と対応した店長がかっこいい!

日本の「おもてなし」は素晴らしいと言われますが、最近では、へりくだり過ぎる日本の接客はやりすぎでは?という声も少なくありません。 また、こうした接客態度がモンスタークレーマーを増やしているという指摘もあります。

客による迷惑行為が増えるなか、かつての「お客様は神様」という考え方を見直すべきでは?と多くの人が考えるようになっているのです。

実は米国にも「お客様は王様です」という言葉があります。そんな米国では、モンスタークレーマーに毅然とした態度で対応した店長のエピソードが話題になっています。ご紹介しましょう。

©Gettyimages

「以前、私はアイリーンという女性が経営する店で働いていました。ビンテージ品やブランド品の服の買い取り販売をする店です。そのため、1点ものが多く、サイズは揃っていませんでした。大量に仕入れていたのは、小物、石鹸、宝石などだけでした。

ある日、アイリーンが仕入れに出かけている間に感じの悪い夫婦が店に入ってきました。年配の夫人は、まるで自分が世界に君臨する女王で、私たちが彼女の奴隷であるかのような口ぶり。商品がすべて彼女に合うサイズでなければ気が済まないようでした。

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彼女の夫も高圧的で、鼻声でブツブツと夫人の言ったことを繰り返します。この2人を接客した2時間は私の人生で一番長く気の滅入る2時間でした。

「この服のサイズは私に合わない。どうして私に合うサイズを置いていないの?」と繰り返す夫人に、すべての商品をサイズ別に整理しており、店頭になければ他のサイズの在庫はないと100回ほど説明した後、私は彼女の頭に財布を投げつけたくなっていました。

執拗に小さいサイズばかり試着する彼女に、私はもっと大きいサイズの棚を見ることを提案しました。どう見ても彼女のサイズは「XS」ではなかったからです(彼女はサイズ「M」でした)。

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「いいえ、サイズはXS。ずっとXSだったのよ。子どもがいた時からずっとXS。今もXSなの!」と繰り返す夫人。

夫も同じ事を繰り返します「彼女のサイズはXSだ。XS。XSだと言ってるだろう」

二人が延々と商品を物色していると、やっとアイリーンが戻ってきました。アイリーンは私の表情を見て、私に何があったのかを尋ねました。私はとても面倒なお客だと説明しました。

夫人が再び私に近づいてきて、手に持ったズボンのサイズを見てほしいと言いました。

私がサイズは「M」だと伝えると、「私はMではなくXSなのに、どうしてこれが私にぴったりなの?」と聞いてきました。

アイリーンがこう言いました。「Mです。もしこのパンツが合うなら、あなたのサイズはXSではありません」

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夫人は黙って夫の方を向き、ズボンを振り回しました。

夫は「あなた方の接客態度が気に入らない。彼女がちょっと質問をしただけなのに、その不躾な態度は何だ。一体どこに目をつけてるんだ!実際に目を使ってタグを見ろ!彼女はサイズを知りたがっている。サイズを教えればそれでいいんだ」と言いました。

アイリーンは頷き、「承知しました。もっと目を近づけてしっかり確認してみましょう」と言いました。

彼女はズボンをカウンターに置き、おもむろに片目からガラス製の義眼を取り出すと、タグの上にじっくりとかざし…「やっぱりMですね」と言いました。

©Wikimedia/Sayyadfar/CC BY-SA 4.0

私は笑い出して、思わず座りこんでしまいました。夫婦は怒って「信じられない!」というかのように手を大きく振り回すと店から飛び出ていきました。店の中はひどい散らかりようでしたが、私はアイリーンとレジ係のヘレンと一緒に20分ほど笑いあいました。そして、アイリーンは私にコーヒーを買ってくるようにとお金をくれました。その後、店を片付けて、その日は早めに店を閉めました。

アイリーンは最高の上司でした。大学に行くために店を辞めたときはとても残念でした」

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傍若無人な客にユーモアを交えて毅然とした態度で対応したアイリーン店長、かっこいいですね。サービスを提供する側と受ける側に上下関係はない、そんな当たり前なことを改めて考えさせられます。

プレビュー画像: ©Gettyimages

出典

boredpanda

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