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運転手は見た!何千匹もの蜂をびっしり腕にまとって歩く男

甘いハチミツは大好きでも、蜂が大好き!と言う人は少ないかもしれません。「蜂=刺す」というイメージがあるので、それも無理はありません。でも、スズメバチとは違い、ミツバチは滅多に人を刺すことはありません。ミツバチが攻撃するのは身の危険を感じた時だけで、養蜂家にとってはかわいいペットのような存在なのだとか。

そんなミツバチの群れをまさにペットのように連れ歩く男性の姿が、ドミニカ共和国で目撃されています。

©Instagram/daniirodman

ある日、ドミニカ共和国に住む男性が自宅近くをドライブしていた時に驚きの光景に遭遇しました。道路脇を歩いていた男性の左腕が蜂でびっしりと覆われていたのです。一見するとサイボーグの腕のようですが、すべて生きているミツバチです。驚いたドライバーは車を徐行させながら、蜂を連れて歩く男性に近づきました。

©Instagram/daniirodman

ドライバーは車の窓を開け「刺されないのか?」と尋ねます。すると男性はこれは自分が飼っている群れで、別の場所にある巣箱に移すところだと答えます。彼は養蜂家だったのです。彼が蜂の大群を腕に巻きつけることができるのは、手の中に女王蜂を握っているから。女王蜂のフェロモンのおかげで他のハチは彼の腕に大人しく座っているというのです。

©Instagram/daniirodman

養蜂家は余裕の表情。「彼はまったく普通に振舞っていたし、他の通行人も特に気にしていないようだった。以前もこうやって街を歩いていたのだろう」とドライバーは言います。

このとき撮影された驚きの動画(スペイン語)は以下でご覧いただけます。

 
 
 
 
 
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ミツバチは、新しい女王蜂が生まれる直前に巣分かれ(分蜂)を行います。古い女王は若い女王に巣を譲り、半数ほどの働きバチと新天地を求めて巣立つのです。この男性が腕に巻きつけていたのは巣分かれした群れ。分蜂のときのミツバチは特に大人しく、滅多に攻撃はしません。この男性は、こうした蜂の習性を利用して、こうやって群れを移動させているのですね。ただし、あくまで養蜂の専門家だからできることです。くれぐれもこの男性の真似はしないでください。

プレビュー画像: ©Instagram/daniirodman