えらい
【写真投稿すんなブス】と罵られた女性 しかしある意外な方法で誹謗中傷に打ち勝った
一説によると、容姿が端麗であるかそうでないかによって、生涯年収に3600万円もの差がつくなんて説もあるほど、容姿は人生に大きく影響します。容姿に関して、他人からいろいろとどうでもよいお節介を焼かれたり、時には傷つくようなことを言われた経験のある方もいるはずです。
容姿格差の問題は、あまり表立っては議論されませんが、意外と根深いものです。
アメリカ・イリノイのライター兼ブロガーであるメリッサ・ブレイクもまた、容姿について人からつべこべ言われ続けていたうちのひとりでした。
フリーマンシェルドン症候群と呼ばれる関節の変形を引き起こす先天性障害を持って生まれ、顔の構造が人と少し違っていたのです。
ジロジロ見られたり、心ない言葉を浴びせかけられることもしょっちゅうだったと言います。
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そんなメリッサでしたが、39歳の時、偶然にもテレビ出演する機会に恵まれました。
オンエアを楽しみにしていたメリッサでしたが、メリッサが出演した場面が放送されると、視聴者から、「Mr.ポテトヘッドみたい」「ブロブフィッシュ(世界で一番醜いと言われる魚)そっくり!」という嘲笑のコメントが次々と寄せられたのです。
深く傷ついたメリッサ。
しかしこの出来事が、メリッサの心の中の何かに火を付けたのです。
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その日を境に、メリッサは、SNSで1日1枚、必ず自分のセルフィー(自撮り)を投稿することにしたのです!
どの写真も、大胆な笑顔を浮かべ、自信満々に写っています。
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当然、悪意ある人たちからは、「もう投稿すんな」と汚い罵りを浴びせられます。
しかしそんな反応も、もちろん予想の範囲内でした。
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メリッサは、こうして#MyBestSelfie(マイベストセルフィー)とハッシュタグをつけて写真を投稿し続けることで、悪意ある言葉を投げかけてくる人たちには決して屈しないという態度を示そうとしたのです!
自分は、自分のままで美しい。このセルフィーシリーズは、メリッサからの、そんな決定的な宣言だったのです。
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メリッサのこの行動は、次第に多くの人からの注目を浴びることとなります。
メリッサは、自分に共感し、応援の言葉をかけてくれる人々の多さにいつも驚いていると言います。
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現在メリッサのInstagramには、なんと20万人を超すフォロワーがいます。
依然として、悪意ある言葉に傷つくことも多いですが、しかし今メリッサにはその数をはるかに超える応援してくれる人がいるのです!
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「私のように、ハンディキャップを持って生まれてきた人は、他の人とは違った気持ちで育ってきていると思います。間違いなくハンディキャップは、私の自尊心と、自己に対するイメージに影響を与えていると思います」
しかしだからこそ、メリッサは戦いたいと言います。
「政治にしろポップカルチャーにしろ、私たちのような人たちはないがしろにされてきました。ハンディキャップを持つ人たちの存在は、無視されてきたのです。だからこそ、立ち上がらなければ。私たちの存在を、もっと出していきたのです」
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今日もメリッサは、自撮りをSNSに投稿し続けます。メリッサなりのやり方で、世界を変えようとしているのです。
メリッサのように、自らの容姿に悩んでいる人は多いのではないでしょうか?しかし、他人にああだこうだ言われる筋合いはありません。応援してくれる人の存在に気づいたメリッサのように、行動することで、自分の世界は変えられるのです。
プレビュー画像: © Instagram/ melissablake81
