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保護された「珍しい鳥」シャンプー後 予想外の姿に

動物病院で働くスタッフは日々、ありとあらゆる「患者」と接しています。でもある日突然、新種の動物が運ばれてきたら?朝、そんな事態を想定して出勤するスタッフは恐らくいないでしょう。

イギリス・バーミンガムシャー州にあるチギウィンクルス野生動物病院で働く獣医たちは、道路脇で飛べずいたところを保護された、今までに見たこともない大きな黄色の鳥を見て呆気にとられました。

ご機嫌斜めな様子のこの鳥が自力でなかなか飛べずにいたところを通行人が発見。心配した通行人は鳥を捕獲し、病院へ連れてきてくれたのです。

しかし診察の結果、この鳥は動物園から逃げ出してきた稀少な鳥などではなく、どこにでもいるウミネコだと判明!ウミネコの羽は恐らくカレー粉か何かによって変色していたのです。そう、黄色い羽と特徴的な臭いは、カレー粉に含まれるターメリック(ウコン)によるものだったのです。

変色した羽と臭いを除けば、ウミネコの体調は良好だったため、シャンプーをして黄色い物質を洗い落としてあげることにしました。

獣医たちに「ヴィニー」と名付けられたこのウミネコは、まだちょっぴり不機嫌そうですが、至って元気だそう。

動物病院のスタッフ曰く、ウミネコの体調が回復したのを見計らって野生に還す計画なんだとか。

ウミネコ君、もうカレーは懲りたかな?笑 元気でね!

プレビュー画像:©︎Facebook/Tiggywinkles Wildlife Hospital, ©︎Facebook/Tiggywinkles Wildlife Hospital