空き部屋を提供し、親子に脱・ホームレスのチャンスを与えた女性経営者

アメリカのワシントン州、スポケーン出身のマイケル・ファリングには12歳の息子がいるシングルファザーです。 彼は良い父親でした。しかし、マイケルが仕事を失ってしまったことで親子の生活は一変します。

アパートを差し押さえられてしまったマイケルは、息子のコーリーと共に突然ホームレスになってしまったのです。頼れる親戚もいなく、地域のシェルターでさえ定員オーバーで入れてもらえませんでした。

Facebook/Mike Faling

そして、2人はなんと森の中でキャンプ生活を始めます。コーリーはそこから毎日学校へ通い続けました。家も仕事もお金も、息子に学校へ持たせる食べ物も無い状態で、マイケルは本当にどうして良いのか分からなかったといいます。

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やっとのことで数ヶ月を乗り切り、とうとう2人はそれぞれ別々の施設に収容されることになりました。マイケルは、コーリーのことが心配でした。何かを早く変えなければならないとは強く思うものの、彼は厳しい現実と向き合わなければなりませんでした。

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「数ヶ月の間、ろくなサポートを受けることもできず、受け入れ先もなかなかきまらず、息子は誰もが私たちのことを嫌いなんだと思っているようでした」とマイケルは言います。

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ある日、マイケルはホームレスのためにアパート探しをサポートしてくれる団体があることを学びます。しかし長い順番が待ちがあるため、登録してはみたものの、息子と一緒に暮らせるアパートを手に入れることができるのがいつになるかは分かりませんでした。マイケルは、希望を失いかけていました。

そんなとき、奇跡が起こります。マイケルの元に、ある女性から連絡が入ります。彼女の名前はメル・ウッド。街で小さな会社を経営している女性でした。

Facebook/Mel Kathyrun Redington Wood

6年前、夫を心臓の病気で亡くしている彼女は、3人の子どもを抱える母親でもありました。

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彼女は住む家がなく困っているマイケルとコーリーのことを、サポート団体が運営するSNSページで知りました。そして彼女の家にある空き部屋2つを、マイケルが仕事を見つけるまで親子に提供することを申し出たのです。多くの人が彼女の寛大なオファーに驚きました。

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「困っているときは誰でも、人からの助けが必要なんです」とメルは言います。そして「余裕があるなら、フェンスを作るのでなく、大きなテーブルを作るほうがずっといいことだと思いませんか」

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マイケルとコーリは一緒に生活できるようになり、コーリーも森ではなく家から学校に通えるようになりました。「息子は他人の愛を再び信じるようになりました」とマイケルは言います。マイケルも、眠る場所を心配することなく食探しに専念できます。

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その後、この家族の話をSNSを通してしった人々から、多くの募金が集まりました。メルは、すぐにマイケルが仕事を見つけ、再び自立ができると信じています。

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ホームレスの親子を家に迎え入れたメルの優しさと実行力の強さは、なかなか真似できるものではありません。マイケルとコリーは、彼女に出会えて本当に良かったですね。これからの2人を応援しています!

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