おもしろ・びっくり
すでに体重14キロ!まだまだ大きくなるメインクーン雄ケフィア
世界最大の家猫品種、メインクーン。成獣では体長1メートル以上、体重は9キロ超えにまで成長します。世界で最も長い猫としてギネス認定されているメインクーンの体長はなんと120センチ。「穏やかな巨人」の愛称が表すように、猫らしからぬ巨体が放つインパクトとは対照的に、賢く穏やかで社交的な性質の猫です。
ロシア南部の都市スタールイ・オスコル在住のユリア・ミニナがペットのメインクーンの雄を迎えた当時、まだ小さくあどけない子猫でした。
真っ白な毛皮がコーカサス地方の伝統食品「ケフィア(発酵乳)」を連想させることから、ケフィアと名付けられました。ケフィアとは、ヨーグルトに似た酵母入りの乳酸菌飲料です。
ケフィアは当初から食にこだわりのある子猫で、猫用ドライフード、通称カリカリを食べることを断固拒否。新鮮な生肉しか口にしない食通ニャンコでした。
贅沢な食事のおかげで小さかったケフィアはみるみる成長。あっという間に貫禄あふれる大きな猫へと変貌します。でも、どんなに体が大きくなっても注意深い性格は小さな子猫の頃と変わらず。
愛情深く優しいケフィアはユリアのお風呂タイムに用心深く同伴します。
生後1歳9ヶ月にして、体重は約14キロ。でも、まだ成長が止まったわけではありません。メインクーンは成猫としての体格が出来上がるまでに3、4年を要するため、今後更なる成長が見込まれているのです。
「大抵の人はケフィアをパッと見て、犬だと勘違いします」とユリア。確かに、まだ成長途中とはいえ、すでに中型犬並みの大きさなので、無理もありません。
大きな体にフワモコの立派な被毛を持つケフィアのおかげで、家中の家具や衣類は毛だらけ。日々家具や服についた白い毛をブラシで落とすのが日課の一つとなっています。
家族の食事時間に、一緒に食卓を囲むのがケフィアの習慣となっています。最近では、夜に就寝中のユリアに飛びつくという、猫らしいジャレ付き方を覚えてしまい、ユリアは夜な夜な(自分の)心臓に悪い遊びに付き合わされているとか。
「子猫の時はそんなことしなかったのに、こんなに大きくなった今になって飛びつかれ、重すぎて参ってます」とちょっと困りながらも嬉しそうに語るユリア。
とはいえ、深夜の飛びつき遊びを除けば、ケフィアはとても穏やかで静か、室内を散らかしたり引っ掻くことなどもしません。
「基本的に、とても優しい子猫です。まあ、その優しい心は巨人の体の中に入ってますけどね」とユリア。
成長中のケフィアが最終的にどこまで成長するかはまだ未知数。もしかしたら、ギネス記録超えなんてことも夢じゃないかもしれませんね。
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出典: boredpanda
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