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下半身麻痺を告げられた女性の自己トレによる驚異のカムバック

それは201162日のことでした。当時、23歳のアメリカ人、メーガン・トリオの人生は順調そのものでした。それまで何年もずっと不満だった自分の体型を変え、独自のダイエット法で40キロ以上の減量に成功していた彼女は注目を集め、それは彼女はフィットネス雑誌の表紙を飾ほどでした。

Instagram/meganfitness

しかし、その運命の日、彼女の人生は再び大きく変わってしまいます。当時メーガンはボーイフレンドと一緒にフロリダに住んでいました。あるとき、彼のピックアップトラックでのドライブ中に激しい口論となり、ボーイフレンドがキレてしまいます。彼は、時速100キロを超えていた車中でメーガンの方に倒れ掛かってきたと思うと、なんとメーガン側のドアを開けたのです。そしてメーガンをつかみ、向こう側へと強く押し出しました。メーガンは、猛スピードで走る車から振り落とされてしまいます。

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次に目を覚ましたとき、彼女は体中に痛みを感じました。話によると、メーガンは車から落ちた拍子に道路標識に激突したということでした。すぐに発見されて病院へと運ばれたため、命は取り留めたものの、彼女のケガはまさにホラー映画の様相を呈していました。背骨、そして肋骨を6本と鎖骨を骨折し、さらに、着地した体勢が悪かったのか、大陰唇もちぎれ飛んでいたのです。

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メーガンはただちに緊急手術を受けましたが、手術後、医師につらい現実を告げられました。それは、彼女の体は胸から下が麻痺状態となっており、恐らく二度と歩くことができない、というものでした。メーガンはまるで谷底に叩き落されたような衝撃を受けたといいます。彼女にとってそれは、自分自身のアイデンティティーを失うことに等しかったからです。しかし、メーガンは闘うことを選びます。そして決してあきらめないという強い意志を持って退院しました。医師にはあまりすすめられないと言われたにもかかわらず、彼女は少しずつトレーニングを始めました。

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彼女は足のトレーニングに力を入れました。その結果、なんと助けなしで立ち上がることができるまでになったのです。彼女はトレーニングを始めたころの感覚をこう振り返ります。「まるで体に電流を流されたような痛みがあった」それでも彼女はトレーニングを続けました。その結果、医師も驚くような奇跡が起こります。彼女が足を曲げたとき、右足太ももの筋肉が動いたのです!

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彼女は自分の可能性を信じていました。彼女は少しずつ、退化してしまった筋肉のトレーニングを続けていきました。やがて、彼女の体は力を取り戻し、下半身は自分の膀胱や腸を制御できるまでに回復しました。彼女はその後も前進し続けます。そして自信を取り戻した彼女は、男性とのデートにも積極的に参加するようになりました。

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やがて彼女は、現在の夫となるロッドと出会いました。初めて2人が出会ったとき、メーガンはまだ車いすを使用していましたが、2回目に遭ったときは杖を使いながら自分で歩けるようになっていたといいます。「私がどれだけ強い人間か、彼はそれで思い知ったと思うわ」と彼女は笑います。それから数年後の結婚式では、彼女は何のサポートもなしに幸せそうに立っていました。彼女は、ウィンクをしながらこうも言います。「女性器の手術を受けた後は、セックスも今まで以上に積極的になったわ」

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現在、あの痛ましい事故から5年が経ちましたが、メーガンの体は足首に多少の不具合が残っている以外は、トレーニングの成果が見事に表れているようです。ワークアウトの結果、5年前の自己ベストを超える体を手に入れた彼女は、これまでと比べても見違えるほどになりました。

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肉体を彼女は誇らしげに披露します。彼女がこれまでどれほどの努力と意志の強さで今の体を手に入れたかを考えれば、誇らしく感じるのは当然ですよね。

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これほどの強さを内に秘めた女性はそういないと思います。彼女はその強力な意志で様々な障害をすべて乗り越え、不可能なことは何もないということを私たちに教えてくれます。