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【紛らわしすぎる!】「ゾンビ?事件現場?!」ハイカーたちを恐怖のどん底に突き落とすキノコ

食べてよし、愛でてよしな森の恵「キノコ」。たとえ食べると危険な毒キノコですら、そのなんとも可愛らしい愛嬌漂う姿形には、ついつい惹きつけられるものがあります。

しかし、必ずしも全てのキノコが可愛い姿とは限りません。ときには森の中でゾッとするような恐ろしい姿のキノコに出会う可能性もあるのです…

まるでゾンビの手足?!不気味すぎるキノコ

まるで板の隙間から死者の足がはみ出しているかのようなこのおどろおどろしい画像。事件現場…ではなく実は学名マメザヤタケ(Xylaria polymorpha)の名で知られるキノコなのです。大地からニョッキリ生える姿は、まるで地上に這い出てこようとするゾンビの手のようにホラー映画さながら。

その禍々しい姿から、海外では「死者の指」の見たまんま直球ストレートな異名を持っています。

ハイカーの中には、森や山中に埋められたり遺棄された遺体の手足だと勘違いして恐怖のどん底に突き落とされる…なんてこともあるようです。確かに、生え方によっては実に紛らわしい誤解を招きかねないキノコです。

マメザヤタケは通常、ブナなどの落葉樹の根元や枯れ木や倒木に群生しており、ユーラシア大陸や北アメリカ、日本でも年間を通して見ることができます。

ちなみにこのキノコを食べる気になる人はそうはいないと思いますが、とても硬くて食用には不向きです。

黒い胞子を放出し、自生してい周囲が胞子で黒っぽくなっていることもしばしば…

見る者を恐怖のどん底に突き落とす、紛らわしいマメザヤタケ。山や森の中で見つけて、写真に撮って友達にドッキリをしかける場合は、本気にしたら気の毒な上に、事件として警察に通報されかねないのですぐにネタバラシしましょう。

プレビュー画像: ©Facebook/Bartlett Tree Experts – Wilmington, Delaware ©Facebook/Chef Jet Tila