【動画あり】引越し先で行方不明になった愛猫…4日後、猫らしからぬ帰宅方法に思わず笑ってしまう

「犬は人につき、猫は家につく」という言い習わしのように、猫は犬以上に家に対して深い愛着を持っていると言われています。猫は縄張り意識の強く、飼い猫にとって家は縄張りそのもの。そのため引越しや外出などで「家＝縄張り」から離れることに対して恐怖感を抱くのです。

住み慣れた家を離れ新居へ

米国ニューヨーク州のロング・アイランド島マスティック・ビーチに8歳の愛猫リリーと共に引っ越してきたばかりのステファニー・ホイットリー一家。リリーは外に出かけるのが大好ききな猫で、以前の家でもよく外に遊びに行っていましたが、新しい土地や家にリリーが順応することができるか心配していたステファニーは、リリーを注意深く見守っていました。

しかし、引っ越してから2週目のある日、リリーは忽然と姿を消します。これまでは外出しても、ちゃんと家に帰ってきていたリリー。心配した家族は自宅周辺を探し回ります。しかし、なんの手がかりも得られないまま数日が経過。引っ越して早々のため、まだ土地勘もあまりないかもしれません。

「もう二度とリリーに会えないかもしれない」帰ってこないリリーを案じ、ホイットリー一家は悲嘆に暮れました。

【真夜中の訪問者】モニターカメラに映し出されたものとは？

リリー失踪から１週間近くがたったある晩、インターフォンが鳴ります。

「こんな遅くに誰だろう？」と不思議に思い、玄関のモニターカメラを見てみると…そこには信じられない光景が映し出されていました。

実際にモニターカメラが捉えたこちらの動画をご覧ください:

なんとそこにはリリーの姿が。

一生懸命インターフォンを押して「入れて」アピールしています。肉球もバッチリ写っていますね。

猫らしからぬ、玄関ドアからインターフォンを押しての正統派の帰宅方法。まるで中に人間が入ってる？と疑いたくなるレベルです。

玄関ベルを押すだけでもびっくりですが、インターフォンに付属しているモニターカメラの役割もちゃっかりわかっているようです。

「リリーは明らかに自分が何をしているのか、インターフォンとモニターカメラのことも理解している様子だったわ。ドアを開けるとまるで何かから逃げてるみたいに『入れて入れて！』と家の中に飛び込んできたの。どうやってこの家を見つけられたのかは不明だけど、モニターカメラの役割はちゃんと分かってるみたい」とステファニーは語っています。

ステファニーのインタビューを含むリリーの帰還ニュースはこちらからご覧いただけます。（英語音声のみ）:

引っ越して1週間で迷子になっても、無事に家がどこにあるのか突き止め、大好きな家族のもとに戻ることができたリリー。無事に帰ることができて、本当によかったですね！

プレビュー画像：©︎youtube/PIX11 News