14歳の頃、彼は妖精になることを決めた。11年後に包帯がほどかれたとき、驚くべき変貌を遂げていた。

アルゼンチン人の男性ルイス・パドロン(25歳)は、あっと驚いてしまうような外見の持ち主です。 ルイスは子供のころからファンタジーの種族であるエルフ(妖精)に強い憧れを持っていました。そして、いつしか「本物の妖精になりたい」と強く望むようになったそうです。

ルイスは10代前半のころから服装や髪を染めていることをからかわれ、学校でいじめられていたといいます。ファンタジーの世界にのめり込むようになったのも、その頃でした。ルイスが特に影響を受けたのは映画「ネバーエンディングストーリー」や「ラビリンス/魔王の迷宮」の世界観だといいます。

「そのうち、年上の生徒たちに気に入られるようになった。僕がユニークだったからだと思う。自分の内側の思いを外側でもっと表現したいと思うようになったきっかけだった。コスプレでは満足できず、自分が理想とする美しさを手に入れたいと思うようになったんだ」

わずか14歳で「エルフになるための手術を受ける」と心に決めたルイスは、6年後、20歳のときに人生初の整形手術に踏み切ります。

「最初の手術で、僕の本当の人生がスタートした」

 

ルイスはこれまでに、40カ所以上へのヒアルロン酸注射、顎の脂肪吸引、鼻の整形、全身脱毛、レーザーでシミなどの除去などを含む肌のホワイトニングなど、日本円で約400万円相当の整形手術を行い、妖精のようなビジュアルを手に入れました。現在は、なんと瞳の色を茶色から青に変える施術を受けているのだとか。

瞳の色を変えるために受けた施術が原因で、目には後遺症が残ってしまったそうです。

「施術は麻酔なしで、とても痛かった。強い光で目が痛くて、目薬と黒いサングラスが手放せない。太陽に弱い、吸血鬼みたいにね。目は完全には青くなっていなくて、今はまだ灰色っぽい色をしている。残り4回のセッションで、青い目を手に入れたい」

ルイスの身体改造は終わったわけではないようで、さらに耳を尖らせ、あごをダイヤモンドのようにシャープにし、目も猫のように形作り、より妖精っぽくなりたいと考えているそうです。また、ルイスはこのルックスをキープするため、髪染め、美白クリーム、カラーコンタクトや化粧品に月々約60万円をかけているのだとか。

ルイスによれば、まだエルフのような線の細さは再現できていないため、背を伸ばす手術や肋骨を抜くことも考えているとのこと。自称「プラスチック王子」は、もはや他人の視線や自分どう思われてるかは気にしないそうです。

「僕はエルフや天使のような、空想上の生き物になりたい。目標は、人間とは異なる、優雅で繊細な見た目を手に入れること。僕は美に対する独自の信念を持っていて、それを何としても達成したいんだ」

ルイスは自分の心境をトランスジェンダーの人たちに比べ、それを尊重して欲しいと訴えています。

自分の夢に近づくためなら痛みにも耐え、手段を選ばないルイスですが、まだ25歳の若い彼について人が心配するのは将来のことです。いつか後悔する日がくるのではないか、後遺症で苦しむことになるのではないか、と考えずにはいられません。

現在はブエノスアイレスでコスプレの販売をしているルイスですが、つい最近、全身整形の有名人たちが所属するハリウッドのタレント事務所「プラスチック・オブ・ハリウッド」からスカウトされたそうです。今後はメディアや映画などでも、ルイスを見かける機会が増えるかもしれません。

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