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早朝6時、山の上で1人のおじいさんを見かけた。彼がしていたことに気がついて、思わずこれを投稿した。
神奈川県にある有名な夜景スポット「ヤビツ峠」は、国道246号線と丹沢山渓にある宮ヶ瀬湖を結ぶ県道70号線の途中に位置する峠です。ツーリングを楽しむ人や、走り屋たちにも人気のスポットで、休日は駐車場は満杯になり、夜間も若い人たちで賑わいます。そんなヤビツ峠で先日、朝の6時前にひとりのおじいさんが目撃されました。Twitterユーザーの”おがっち”(@jzx100kazukazu)さんは、おじいさんが何をしているかに気づき、思わず写真に取って投稿しました。
霧がかかった早朝のヤビツ峠の駐車場で、しゃがみ込んで何やら拾っているおじいさん。
手には大きなビニール袋を持っています。
そう、おじいさんはゴミ拾いをしていたのです。
おじいさんは、夜中に若者たちが騒いだあとのゴミを片付けていました。
ヤビツが毎晩ゴミだらけなのになんでゴミが増えないか知ってる?毎朝おじいちゃんが全部拾ってるんだぜ。それも朝6時前から奥の車2台で来て。夜景や走り屋みて騒ぐのはいいけど自分で出したゴミくらい持ち帰ったら?下ればすぐコンビニあるんだし。 pic.twitter.com/RR5wkw6tUv
— おがっち (@jzx100kazukazu) July 7, 2016
毎朝6時前にやってきて、散乱しているゴミを全部拾ってくれているそうです。夜中に騒がしく楽しんでいる人のうち何人が、このおじいさんの存在を知っているのでしょうか。
ポイ捨てされたゴミは環境に害になってしまったり、野生動物が誤って食べてしまう恐れもあります。そのため、誰かが拾わなければなりません。
このおじいさんを含め、たくさんの人には愛されているヤビツ峠。訪れる人が気持ちよく過ごせるようなマナーを心がけて欲しいですね。
