ジョーク
ジョーク: 田舎の町医者がベッドの下で見つけたサプライズ
田舎に赴任していた高齢の町医者が引退することになり、後任として若い医師が配属されました。新任の若い医師がすぐに地元に慣れることができるように高齢の医師は一緒に訪問診療に回ることにしました。最初の診察先は女性患者の自宅です。
「先生、少し体調が悪いんです。腹痛がするんです」と女性患者。
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すると高齢の医師はこう返します。
「果物の食べ過ぎじゃないですか?少し果物類の食べる量を控えめにして、体調が治るか様子を見てみましょう」
女性患者宅を後にすると、若い医師が開口一番、驚いた様子で聞きました。
「どうしてあんなにすぐに診断できたんですか?診察すらしてないじゃないですか!」
「なあに、簡単なことじゃよ。ワシが聴診器を落としたのに気づいたか?それを拾いながらな、ゴミ箱に捨ててある大量のバナナの皮が見えたんじゃよ。それでな、腹痛のおおよその原因が分かったんじゃよ」
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「それは素晴らしい!よろしければ、是非次の診察先は私に試させてください」若い医師は感激した様子で言いました。
次の診察先の若い女性は疲労感を訴えます。
「最近、ひどい疲労感が抜けないんです」
「教会関係の活動に熱心になりすぎていませんか?少し控えめにすれば、症状は改善するでしょう」と若い医師。
若い女性宅を後にすると、高齢の医師は驚いた様子で若い医師に聞きました。
「あの女性のことはよく知っておるが、お前さんの診断はどうやら正しいようじゃ。ずいぶんと教会活動に熱を注いでおるからの。それにしても、どうして分かったんじゃ?」
「ああ、先生が先ほどの診察先でなさったことを真似たんですよ。補聴器を落として拾うときにかがみこんだら、ベッドの下に牧師が隠れていることに気づいたんです」