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アンビリーバボー

子ライオンを盗むため?動物園のライオンの囲いに侵入した男の末路

注)この記事には衝撃的な内容が含まれています。ご注意ください。

現代人の中には本当に馬鹿なことを考える人がいます。動物園のライオンの囲いに入ることは間違いなく馬鹿げた危険行為のひとつ。特に、そのライオン一家に子どもがいた場合は自殺行為としか言いようがありません。

2022年8月28日、ガーナの首都アクラで30代の男性がこの馬鹿げたアイデアを実行し、哀れな末路をたどりました。

男は市内の動物園に入り、高いフェンスをいくつも乗り越えてライオンのブースに侵入。そこにはライオンのつがいと2頭の子ライオンが暮らしていました。

そこで起きたことは、誰にでも予測できたことではありますが、恐ろしい悲劇でした。アクラ市森林局によると、侵入者は囲いに入った途端にライオンの親に襲われ、ひどい怪我を負い、後に死亡しました。

囲いの中で男が倒れているのを発見した巡回中の警備員は、すぐにライオン一家を建物の中に誘い込み、鍵をかけてから警察に通報。男性の遺体は回収されましたが、身元はまだ確認されていません。

ガーナのベニート・オウス・バイオ森林副大臣は、声明で次のように述べています。「子どものいるライオンに近づきすぎると、ライオンは自分の子どもが連れ去られると勘違いしてしまいます。そのようなことは絶対にやめてください」

現在、動物園と当局はこの不幸な事故の真相を突き止めるため調査中です。動物園は当面の間休園しており、ライオンは同園内で安全に保護されているということです。

実は、ブース内にいた子ライオンたちは希少なホワイトライオンでした。同園は11月に誕生したホワイトライオンの赤ちゃんを大きく宣伝していたため、この男は子ライオンを盗もうとした可能性が高いと考えられています。

あまりにも愚かで身勝手な行為の不幸な結末です。

出典: 9gag
プレビュー画像:© Facebook/Macskaságok – Cats are