難病で苦しむ9歳の少年の親友が絵本を描いて得た利益100万ドルを研究に寄付する

ディラン・シーガルとジョーナ・ポルナザリアンは共に10歳。ロサンゼルスに住む2人は、生まれた時からの大親友です。 4年間、写真右のジョーナがI型糖原病であることが判明。これは大変に稀な病気で、命に関わるほど危険なレベルにまで血糖値が下がってしまう病気です。

Youtube/ABC News

糖原病I型の患者は世界でも500人ほどしかいないといわれています。そのため研究が発達しておらず、現在のところ治療法がない難病です。ジョーナの母親は数時間ごとにコーンスターチを溶いた水を、チューブを通じてジョーナの胃に直接注入しなくてはなりません。これは毎日、そしてジョーナが寝ている時にも行います。母ローラと父ラビンは、2人とも目に涙を浮かべながら次のように説明します。「栄養を注入する時間を見逃すんじゃないかって、いつも心配している。もし寝過ごしてしまったり、忘れたりしてしまったらジョーナは心臓発作を起こして死んでしまうかもしれないから」

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6歳のディランが親友の病気のことを知ったとき、治療法を見つけようとクレヨンを手にしました。そして2時間後、彼は自分で描いた絵本『Chocolate Bar(チョコレート・バー)』を手にして家から飛び出しました。自分がカッコいいと思ったものは全て「チョコレート・バー」と呼んでいた当時のディラン、それは彼とジョーナの交流を表す完璧な言葉でした。つたない字と可愛らしい絵で、彼は自分とジョーナの物語を一生懸命描きました。ディランは絵本を売って得たお金を、治療法の研究費に寄付しようと考えたのです。

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この後に起きたことを、誰も信じることができませんでした。ディランの『Chocolate Bar』は、なんと60か国で25,000部を販売。1冊20ドルの本からの収益は3年で、100万ドルに!ディランは得た収益を1セント残さず糖原病の研究を行っている機関へ寄付しました。糖原病の研究プログラムを担当する医師のDr.デビッド・ワインスタイン氏は感激と興奮がおさまらない様子で、「とても信じることができない、夢みたいだ。この病気に苦しむ子ども達を、近い将来助けることができるようになるかもしれないんだ」と語っていました。

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「やっと100万ドルに到達できて、うれしいよ。これからもジョーナの病気が完全に治るまでお金を集め続けるつもりだよ。ジョーナにもう苦しんでほしくないし、健康なジョーナに会いたいんだ」ディランは、自分のやり遂げたことを世界に伝えて世界中の子ども達に希望を与えたい、とも語っていました。

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ディランとジョーナはまだ10歳。小さな2人の間には、大きな友情と愛情を感じますね。ディランは親友への思いを描いた絵本で、ジョーナの病気を治そうとしています。そして既に100万ドルという巨額の収益を達成しました。この素晴らしい話に心動かされたら、シェアしてください。誰にでも、いつも元気でいて欲しい大切な人がいます。近い将来にディランの願いが叶って治療法が見つかることを、心から祈っています!

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