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ビーチで不安そうにしていた女の子に母親が感動の手紙を送る

多くの人でにぎわうとあるビーチで、2人の子どもを連れた30代の女性が若いティーネイジャーのグループの近くに座っていました。皆16歳ほどの年齢で、楽しくおしゃべりしながら夏を楽しんでいるようでした。しかし、彼らを見つめていた女性は、グループの中に女の子の様子が気になっていました。

緑色の水着を着ていた女の子へ、

私はあの時あなたたちの隣でタオルを敷いて座っていた母親です。覚えていると思う。私は、小さな男の子と女の子を連れていた。

あなたやあなたの友人たちの隣に座って、短い間だったけど笑い声や楽しい空間を共有できて楽しかったわ。あなたたちの話し声や、私たちのところにまで来るほど大音量でスピーカーから流れていた音楽も、楽しかった。 

正直、私がこうなるなんて、以前は想像していなかったわ。私もかつてはあなたたちと同じようにビーチではしゃぐ女の子だったのに、いつの間にか「その隣で座っている女性」になっていた。友人たちと遊びにビーチに来るのではなく、子どもたちと海を見に来ることになるなんて、昔は考えたこともなかった。 

でも、あなたに伝えたいのはそんなことじゃないの。私がこれを書いているのは、あなたを見ていて気づいたことがあるから…。私はあのとき、あなたを見ずにはいられなかった。

あなたが、みんなよりも後に服を脱いだところを見てしまったの。 

周りの人が見ていないことを確認しながら、友人の陰に隠れて、恥ずかしそうにTシャツを脱いでいたあなたを私は見ていたわ。もちろんじっと監視していたというわけではないけど、その瞬間を見てしまった。

あなたが周りを気にしながらタオルの上に座って、お腹を押さえるように手を添えていたのを見ていた。 

あなたがその体勢を崩さないようにしながら、頭を下げて耳にかかった髪をかき上げるしぐさも。 

あなたがみんなの後に続いて海の中に入り、浅いところに留まって、友人たちからの視線を意識しながら緊張したように立ちすくんでいるあなたを見ていたわ。その時もあなたはまるで腰布を巻くように腕をお腹の当りにピッタリとつけていた。まるであなたのお腹に刻まれている、たるみやセルライトを隠すように。 

そして、結局自分の身体を隠しきれないと考えて不安になったのか、少しずつ友人たちから遠ざかっていく様子も見ていた。

あなたがあの場で心から楽しんでいないということは、すぐに分かった。それがあなたの友人たちが自分の長い髪をかき上げて後ろでまとめる、天使かと思うくらい本当に美しかったしぐさと関係があるのかはわからないけれど…。そしてその友人たちを見たあなたは、まるで隠れるところを必死に探しているようにじっと地面を見つめた。 

ねえ、緑色の水着を着ていたあなた、わたしはあなたに伝えたいことが山ほどあるわ。なぜなら、私も今のように子どもを連れて海に来るようになるずっと昔、まさにあなたがあそこで座っていたのと同じ立場にいたのだから。 

私はあの時のあなたと同じ立場にいたこともあったし、同時にあなたの友人の立場にもいたことがあったかもしれない。かつての私はまさにあなただったこともあるし、あなたの友人だったこともあったのよ。今の私は、そのどちらでもないわ。いえ、もしかしたらその両方になったのかもね。だからこそ言える。もし私があのころに戻れるとしたら、私はあなたのように何かを恐れるのではなく、あなたの友人のように自信ありげに体を見せつけることなく、心からビーチでの時間を楽しむことに専念すると思うわ。

あの時あなたがカバンの中に、水着姿になって泳がなかったときのために用意していた小説を隠し持っていたのも見てしまった。

でもこれだけは言わせて。あなたの笑顔は本当に美しいと思ったわ。だからこそ、自分の体型を気にするあまりなかなか笑う余裕がないあなたを見ているのが本当にもったいないと思う。 

あなたにわかってほしい。あなたが恥ずかしいと思っていた自分の身体、美しかったわよ。だって若いんですもの。でも、考えてみれば当たり前だわよね!生きているのだから、美しくないわけがないわ。結局のところ、本来のあなたの姿と、あなたが誰と一緒にいて何をするかということの間にある問題なのだと思う。 

できることなら、私のような30過ぎの女性の目線で、自分の身体を改めて見つめてみてほしい。そうすれば、あなたがどれだけ愛されるにふさわしい身体を持っているのかがわかるはずよ。もちろん、あなた自身からもね。 

そして、はっきり言っておくわ。あなたがいつか出会う、あなたのことを愛してくれることになる人は、決してあなたの身体であなたを選ぶわけじゃない。きっとありのままのあなたを愛してくれるわ。あなたの身体を含めたすべてをね。その人は、あなたの身体が描き出す、あなたにしか描けない美しい地図を愛するのよ。もしそれをしてくれないような人ならば、その人はそもそもあなたが愛するに値する人ではない。  

そして、これだけは本当に信じてほしい。あなたは、ありのままのあなたで、今の姿のままでいることで完璧なのよ。 

私はあのビーチに、娘を連れて行ったの。ピンクの水着を着て、波打ち際の砂浜で自分に砂をかけて遊んでいた子よ。あの子が気にしていたことはたった一つ。水が冷たすぎること。ただそれだけだった。 

ねえ、緑色の水着を着ていたあなた、あなたに実際に面と向かってこのことを伝えることはできない。

でも、私の娘に対しては、あらゆることを伝えていきたいと思う。すべてのことをね。 

そして、もちろん息子に対しても同じことをするわ。 

なぜなら、人は皆そうやって愛されるべきだから。

そして、人はそうやって美しさを捉え、愛を抱くべきだから。

この投稿は現在15万回以上シェアされ、いいね!を集めています。現代の若者に向けた素晴らしいメッセージですね。若い頃は気になって仕方のないことでも、時が経つとなぜあんなことで悩んでいたのかと笑い飛ばし、人生の中でより大切な幸せを追い求めことができるようになります。結局のところ、それが一番重要なことなのでしょうね。