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医者が新生児をひっくり返した瞬間、あるものを発見した。1年後、父親が息子の命のために走った。

ニューヨーク州バースに暮らす2歳の男の子リーム・モースマンは、二分脊椎症(にぶんせきついしょう)と呼ばれる障害を持って生まれてきました。脊椎骨が母胎内で何らかの理由できちんと形成されなかったのです。歩いたりする基本的な運動能力を訓練するためにも、入院しての集中治療や物理療法が必要でした。しかし、両親のサラとブライアンには高額な医療費を工面する術を持っていませんでした。

しかし、両親は諦めることなどできるはずもありません。何とかしてお金を工面しようと考えていた夫婦は、リームが1歳になった頃、あるアイディアを思いつきます。それは、ブライアンがマラソン大会に出場するというものでした。

2015年3月、ブライアンは8日間の間に3大会ものマラソンにチャレンジすることを決意します。最初の大会と二番目の大会の間は一日しか間隔がなく、二番目の大会に出場するために800キロ以上を移動する必要がありました。肉体的には相当なストレスがかかるスケジュールです。

しかし、ブライアンは信じられない偉業を成し遂げます。彼は出場したマラソン大会すべてを優勝してしまったのです。3レースで合計は5570ドル(約62万円)の優勝賞金を獲得することができました。

「息子が我慢しないといけない痛さに比べたらこの痛みは何でもないと走りながら考えていました。最後まで頑張るエネルギーとモチベーションは、リームがくれました」ブライアンは言います。

Facebook/Sarah Morseman

サラはFacebookを通して、そのときの喜びを次のように説明しています。

「週40時間働き家族を養いながら、その上一週間の内に320キロ以上も走ってくれた夫を誇りに思っています。世界一の夫です」

息子の為に体に鞭を打って走り、3大会優勝を成し遂げたブライアン。素晴らしい夫と父親を持つサラとリームは幸せですね。

gofundme.com

息子のためと思うからこそ、素晴らしい結果を残せているのでしょう。そしてブライアンは今も走り続けています。