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ジーンとくる話

カメラマンが写真に捉えた滅びゆく野生動物の姿

現在、野生動物の中で絶滅の危機にある種は決して少なくはありません。イギリスの自然生態写真家のティム・フラックは絶滅が危惧される貴重な野生動物の姿を写真に収めるプロジェクトに取り組んでいます。2年間かけて世界中を訪ね回ってはこうした稀少な動物の素晴らしい写真を撮影しています。

近い将来、地球上から姿を消すかもしれないとされる野生動物をご覧ください。

1. かつてはユーラシア大陸の寒帯に広く生息していたサイガ

2. 雪の中で眠るホッキョクグマ

3. 現在の生息個体数は4080~8700頭と推測するされるユキヒョウ。生息環境の悪化と密猟によって毎週4頭が命を落としている。

4. 熱帯雨林の開発により生息地を奪われているタマリン

5. イギリスの鷹狩りに使用されていたフクロウの一種「エイブ」

6. 亡くなったキタシロサイの最後の雄「スーダン」

7. 密猟や森林破壊により、この100年間でチンパンジーの個体数は200万頭から20万頭に激減。

8. ネパールでは国鳥に指定されているヒマラヤニジキジ。

9. ヨーロッパオオヤマネコ。2012年の調査でスペインとポルトガル一帯に確認できた生息数はわずか156頭。

10. 肉や皮、牙を狙い乱獲され生息数が激減したカバ

11. 熱帯雨林の生息地を追われ、近年ミャンマーで発見された新種のサル。個体数はわずか1500と言われている。

12. ベローシファカの生息数はこの30年間で半分以下に激減。

13. 現在野生に生息するチーターの個体数は約7500。

14. 近年、生息地が急速に減少しているハシビロコウ

15. 開発による生息地の破壊、密猟などにより生息数が減少、絶滅危惧種に指定されたキンシコウ。

今後10年、20年後には地球上から姿を消しているかもしれない野生動物。絶滅の危機にある種を後世に残すため、私たちは今何をすべきか改めて考えるときが来ているのかもしれません。