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コロナ患者のいる病院に向かうため家を出た救命士 しかし表に出た瞬間住民たちの反応に思わず顔を隠した
世界各地で、新型コロナウイルスの拡大が止まりません。日本も現在、本格的に各地をロックダウンするかの大きな岐路に立たされていると言えるでしょう。
新型コロナウイルスに対する水際対策強化のため、昨日(28日)約100名の隊員で、空港での検疫支援、検査結果待ちの帰国者等(約270名)の空港から宿泊施設への輸送、宿泊施設での生活支援を行いました。引き続き、隊員の感染防止に万全を期し、関係省庁等と緊密に連携してしっかり対応します。#水際対策 pic.twitter.com/1o3meD3tLG
— 防衛省統合幕僚監部 (@jointstaffpa) March 29, 2020
ウイルス自体が脅威であることは言うまでもないことですが、風評被害もまた大きな問題となっています。
例えば、こんなツイートが今、話題になっています。
看護師をしています。
お願いします。「あの人は看護師だから近づいたらうつる」とか「あそこのお母さん(お父さん)は看護師だからあその子と遊んだらうつるからダメ」とか心無いこと言うのはやめてください。1つ目は実際に言われました。2つ目は言われている先輩方がいます。
続く#新型コロナ自粛— いずみ (@uver10010214) March 29, 2020
私達とて1人の人間です。家族もいて大切な人もいます。それでも患者さんの命を守るために働いています。そんなつもりは無いのかもしれませんが私は人間なのでそのようなことを言われるとさすがに傷つきます。
こんな時なので、皆さんが皆さんに優しく出来ますように。— いずみ (@uver10010214) March 29, 2020
そう、医療に従事する人たちが心ない言葉を浴びせかけられるケースが増えているというのです。
「医療関係者なんだから、人を助けて当たり前」…そんな風潮の中、自らが感染するリスクを負いながら人々を救うために奔走する医療関係者に向けられるそんな偏見の眼差しは、明らかに不当なものでしょう。
しかし世の中捨てたものではありません。イギリスで撮影されたある動画は、そんなことを私たちに教えてくれます。
実際にその動画をご覧ください!
This paramedic’s neighbors say thank you and give her a round of applause as she heads to another nightmare shift. ❤️ pic.twitter.com/ihAsJMCTzH
— elatticus 😷 (@elatticus) March 28, 2020
テイラ・ポーターさん(22)は、イギリスの救急救命士。ある朝、新型コロナウイルスの患者を救うため、病院という名の戦場に向かおうと家を出ると…
なんと近隣の住民たちから、盛大な拍手が!
住民たちは、テイラさんを「頑張ってね」と温かい声援で、送り出したのです!(もちろん、感染リスク低減のためにお互いの物理的距離はきちんと保っています)
感極まったテイラさん、思わず涙を流してしまいます。
このようにヨーロッパでは、「私たちのために頑張ってくれている医療関係者を励まそう」という試みが盛んに行われており、たとえ外出は出来ずとも、バルコニーから声援を送るなどといった光景が頻繁に見られるようになっています。
いかがでしたか?医療に従事する人たちも、もちろん私たちと同じように、家族がいて、感情があります。誰もが苦しい思いをしているこんな状況ですが、その中でも最前線で人々を救い続けている医療関係者に、私たちも最大限の敬意を払っていきたいですね。
