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コロナでTVインタビューに応じる科学者 しかし「もう正直に言うと」と投稿した1枚の写真に共感の嵐を巻き起こす
長期化する新型コロナウイルスのパンデミック。
今や在宅ワークは全く珍しいものではなくなりました。
「通勤する必要がなくなってラッキー♪」なんて思っている人もいるでしょうが、現実はそう甘くはありません。
家にある椅子や机があまり仕事向けではないと気がついたり、インターネット環境が悪かったり、紙やペンなど、細やかな消耗品が足りなくなったり…
特に子育て中の人は大変です。
ミーティング中に子どもたちが乱入したり、部下に厳しく指導している姿を見られて気まずくなったり…
ああ、オフィスに戻りたい!なんて思い始めている人も多いかもしれませんね。
そんな中、子育て中でバリバリ在宅勤務中のアメリカ人科学者が「正直に告白すると…」という短文を添えて投稿したツイートが、大きな話題を呼んでいます。
実際にそのツイートをご覧ください!
Just so I’m being honest. #SciMomJourneys pic.twitter.com/4yZMKtVxwP
— Gretchen Goldman, PhD (@GretchenTG) September 15, 2020
上の写真は、科学者としてテレビのインタビューに答える女性。
下の写真はまさにその瞬間を横から撮影したものです。
部屋はおもちゃで散らかり放題、インタビューに答えている本人は、映らないところでは短パンにサンダルという超ラフな格好だったのです!😂
この投稿をしたのは、環境工学の博士号をもつ科学者、グレッチェン・ゴールドマンさん(36)。ノーベル賞受賞者を含む科学者たちでつくる非営利組織「憂慮する科学者同盟」でリサーチディレクターを務めている人物です。
新型コロナウイルスの感染が広がる中、ゴールドマンさんもまた在宅勤務を強いられた一人です。
在宅勤務という新習慣を続けて半年も経つ頃には、2歳と4歳の子供たちを保育園に預ける機会は減り、仕事に充てる時間は大きく削られてしまったそうです。同じように在宅で働く研究者の夫とは家事、育児をほぼ均等に分業してはいるものの、当初、集中して働くことができたのは子供たちを寝かしつけた後の数時間しかなかったと言います。
これまで以上に時間が貴重になった…そう語るゴールドマンさんが晒し出した、働くママの剥き出しのリアルな姿に、多くの人が共感を示しました。
Twitter上では実に30万を超すいいね!がつき、「下に何を着てるかよりも、何を伝えてくれるかの方が重要。だから大丈夫!」「この状況をユーモラスに伝えていて、いいね!」「え、なんで私の家で撮ってるの?(私の家も同じ状況だよ!)」と言ったようなコメントで溢れ返りました。
いかがでしたか?
遠く離れた、アメリカの働くママも、家のことと仕事の両立を必ずしも完璧に出来ているわけではありません。ゴールドマンさんは、1枚の写真でそんな現状をユーモアを交えて伝えてくれています。ですから、私たちも「自分は情けないなぁ」なんて苦しむ必要はありません。
気楽に、下はラフな感じで、乗り切って行ければいいのです!
プレビュー画像: © Twitter/ GretchenTG