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えらい

コロナとの闘いは続く− コロナウイルス診療に携わる医療従事者の姿

新型コロナウイルス感染症は、デルタ株の蔓延などまだまだ先が読めない状況が続いています。世界各地で今もなお、感染症対策に従事する医療従事者たちはプレッシャーに耐えながら、延々と時間外労働をしています。

これからご紹介する画像は、2020年春、医療用マスクや防護服さえ手に十分に手に入らない状態での看護に疲弊する医療現場を捉えたもの。ワクチンの開発まではまだまだ遠い道のりで希望の見えないなか勇敢に感染症に向き合い、職務を果たし続けた医療従事者たちの姿をご紹介します。

1. 「あまりに多くのことを学んだ期間だった。人間の素晴らしい面、邪悪な面、そして自分自身についてもこの期間に深く知ることができた。あとは良くなるだけ」イタリア・2020年5月

2.「ブラジル、サンパウロにあるパレルヘイロス病院の看護師です。2015年に大学を卒業し、現在はCOVID-19専門の集中治療室で働いています」ブラジル・2020年4月

3. 「今日は泣き崩れてしまった。疲れ切って泣けてくる。もうギブアップ。緊急治療室で看護師として4年間働いてきたけど、突然、何もかも分からなくなった気がしている」2020年3月

4.「今は朝4時です。救急治療室に入って1時間でこうなってしまいます。スモックは暑くて汗びっしょり。そしてマスクがかゆいです」アメリカ・2020年4月

5. 「状況は悪くなる一方。でも看護師は負けない」ブラジル・2020年4月

6.「私の新しい日常」2020年4月

7. 患者のために戦い続ける証 アメリカ・2020年4月

8. 「コロナマスクでこんな顔に。家にとどまって、大切な人を守ってください!」ポルトガル・2020年4月

9. 「フォームタイプの絆創膏が手に入るなら、顔を保護した方がいいです」2020年4月

10. 長時間のマスク着用で内出血 2020年4月

11. 「私は普段自分の写真を投稿するのが好きではありません。でもこの瞬間を写真でお伝えしなければならないと思ったの。顔についた跡が見えますか?これはN 95マスクの跡。感染予防のためにつけなければならないの。このバリアがウイルスを家に持ち帰るのを防いでくれます。勤務時間が終わるといつもぐったりしています」2020年4月

14. 「ニコラス・マニス博士です。私は彼がインターンの時代から知っています。同僚たちのために防護服(PPE)とガウンの寄付を集めてくれました。写真は先週、ニックが患者さんに挿管しようとしているところ。PPEが見つからなかったので、患者用のガウンを着ています。ゴーグルの跡が見えます」

15. アンダルシア出身の看護師

16. シフトが終わり、疲れ果てた表情の看護師。

この1年半、危険と隣り合わせの中、プレッシャーに押しつぶされそうになりながらも、一人でも多くの命を救おうと日夜懸命に働き続けている医療従事者たちの姿に頭が下がる思いです。

落ち着いて生活できるようになるにはまだ長くかかると言われています。私たちひとりひとりが十分に気をつけて生活することが医療従事者の助けになります。1日でも早く平穏な日常に戻れることを願うばかりです。

感染のリスクの中、新型コロナウイルスと闘う医療現場 疲弊する医師ら15人の素顔も是非ご覧ください。

プレビュー画像:©Instagram/frontlinehealthheroes_©Instagram/covid_nurses