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【コロナ患者を抱きしめる医師】日本人写真家が撮った最前線のアメリカ医療現場の過酷な日常

過去数カ月にわたるコロナ感染者数の増加は世界中の医師、看護師、介護者に多大な負担を課しています。

米国で活動するフォトジャーナリストのゴー・ナカムラさんは、2020年からテキサス州ヒューストンにあるユナイテッド・メモリアル医療センターを何度となく訪れ、コロナ集中治療室での医療スタッフや患者たちのリアルな姿をカメラに収め続けています。


何気ない普段の日々に待っている感動の瞬間。世界中の心揺さぶられる感動の瞬間を集めた動画集はこちらからご覧ください(記事本文は下へスクロールしてください)。

 


彼が伝えたいメッセージをお伝えする前に、「戦場」と化した医療現場の現実を写した写真をご覧ください。

1. 泣いている患者も多い。患者の魂を決してないがしろにしない尊い医師の姿。

2. 患者の搬送はまさに力仕事。

3.  ふらつく足。でもこれが回復後の最初の一歩。

4. 初めて一人で食事ができるようになった患者のことを自分のことのように喜ぶ看護師

5. 患者を優しく抱きしめる医師の姿を写したこの写真は世界中に拡散し、大きな反響を呼んだ。

6. 数週間寝たきりだった高齢者の最初の課題、それは再び歩けるようになること

7. 命を救うための戦場

8. 換気マスクの交換。迅速さがなによりも求められる。

9. 心を落ち着かせる言葉をかけることがとても役立つという。

10. わずかな休憩時間。睡眠以外のプライベートな時間はほとんどない。

11. 点滴の跡が黒く残る患者の腕

12. 呼吸を楽にするためのうつぶせ治療

13. 衰弱して自力で立ち上がることができない患者を支えるスタッフたち

14. ヘルメットタイプの呼吸器を装着した患者

15. クリスマスイブも変わりなく戦いは続く

パンデミックでの医療機関の日々がどれほど過酷か、医療スタッフがどれだけの体力と忍耐力を必要としているか、改めて痛感する写真です。

ナカムラさんは、これらの写真を通して、パンデミック下の医療現場の本当の姿を知ってもらいたい、また感染した時に何が待っているのかをいまだにコロナを軽視している人々に伝えたいと考えています。

プレビュー画像: ©Facebook/Go Nakamura, ©Facebook/Go Nakamura