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カラスに襲われ大ピンチな子猫をお父さんが救ったら…こんなに可愛い反応 見たことある?

カラスに襲われているとこをろ救われた子猫の愛らしい「その後の物語」がTwitterで大きな話題を集めています。

3月5日、東京で総菜店「あい菜家」を営む山本さん(@turi2018)のお父さんは仕事で休憩中、カラスに襲われている小さな子猫を見つけました。すぐにカラスから子猫を救出したものの、周囲に母猫の姿はなく、野良の子猫だと気づきます。このまま放って置くわけにはいかず、そのまま自宅に連れて帰ることにしたのです。

過去に犬と猫を飼ったことのある山本さんの実家では、ペットを亡くすペットロスの悲しい体験から、「もうペットを飼うのはやめよう」と家族で決めていたこともあり、お父さんから「子猫を連れて帰る」と連絡を受けた当初、お母さんは拾った子猫をペットとして迎え入れることに反対していたそうです。しかし、連れて帰った子猫を見て、家族の一員として受け入れることを決意。

twitter/𓆛𓆜𓆝𓆞𓆟 @turi2018

当時の体重はわずか350グラムほど。保護された翌日に連れて行った動物病院の先生から「体が小さすぎて投薬できない」と言われるほど小さな生後間もない雌の子猫でした。

もし保護されていなければそのまま死んでしまっていただろう…と動物病院の先生に言われたほど衰弱していた子猫でしたが、温かな家庭に迎え入れられ、たっぷりの愛情と栄養の行き届いた食事、そして動物病院でのケアを経て、子猫は徐々に元気になっていきました。

そして引き取られてから1ヶ月以上が経過。すっかり元気になった子猫の姿がこちらです。

か、肩に乗ってる!😻

命の恩人のお父さんに相当な恩義を感じているのでしょうか? 新聞を読むお父さんの日課に合わせて、背中や肩に乗るのが子猫の日課になっているようです。

子猫の名前はお母さんが「ルル」と命名しました。子猫が来てから夫婦の会話が増え、元気を与えてくれる薬みたいな存在であることに因んだ名前だそうです。思わずほのぼのしてしまう素敵な名前の由来ですね。

お昼寝中もルルの「お父さん愛」は止まりません!好き好きモード全開です。

お父さんとルルの微笑ましい日常風景は大きな反響を呼び、温かな家庭で幸せに成長するルルの愛らしい姿にほっこり和む声が寄せられています。

まだまだ子猫のルルは夜間は特にかまって欲しいのか、就寝中はお父さんだけでなくお母さんの上にも乗ってくるそうです。

現在も病院に通ってはいますが、すっかり元気に。日々スクスクと成長しています。

こちらは日課の新聞を読む風景。今日は(まだ)背中に乗ってない?!

3月末に定年退職されたお父さんを「おかえり」と出迎えるルル。きっとお父さんにとっても感慨深いお勤め最後のお出迎えとなったことでしょう。

寄せられた多くの温かいコメントやいいねに対し、『コロナで、みんなぎすぎすしてるのに、ホロッとする』と嬉しい気持ちを語ったお母さん。コロナ禍で普段に比べると気分が落ち込みがちなときこそ、こんな心温まる動物と家族の愛情が伝わるやりとりは私たちの心により染みるのかもしれません。

カラスに襲われていた子猫が無事に保護され、家族の一員になる優しさに溢れた物語をシェアしてくださった山本さん(@turi2018)、ありがとうございました。

※ ルルの記事はこちらからも詳しくご覧いただけます。