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【譲り受けた子犬11匹を次々と…まるで悪魔】笑顔で子犬を引き取るカップル しかし彼らの真の目的に戦慄が走る


※ この記事はショッキングな事件について書かれています、ご注意ください。

世の中にはときに、常人の常識を超える非道な行いを平気で実行できる人がいます。今回、メキシコで思わず耳を疑うような残酷で痛ましい事件が発覚しました。

舞台はメキシコ中西部のアグアスカリエンテス州。保護犬や飼い犬が産んだ子犬の譲渡先をFacebookなどのSNSで募集している人々に積極的にコンタクトを取り、子犬を引き取りたいと申し出る男がいました。

The Sun」の報道によると、男の名はケヴィン・ペラルタ・デラトーレ。恋人のアレウ・オルトルサイアスと共に、これまで複数の人々から子犬を引き取っていました。

二人が譲り受けた子犬の数、合計11匹。しかし、引き取られた子犬たちを待ち受けていたもの、それは優しい飼い主と温かな家庭とは程遠いものでした…

twitter/Xpose Trophy Hunting

笑顔で子犬を引き取り、自宅と連れ帰る二人。しかし、その後譲渡主が二人に子犬の様子を尋ねても返事はなく、FacebookやWhatsapp(海外版LINE)をブロックされてしまうケースが続発します。

譲渡後も子犬が順調に新しい環境に馴染んでいるかどうか、譲渡主と新しい飼い主が連絡をとりフォローし合うことはよくあることですが、一切返答もなく一方的にブロック。子犬を譲渡した人々は不信感を募らせるばかりでした。

twitter/Xpose Trophy Hunting

ケヴィンに子犬を譲ってからブロックされたと主張する同様の訴えがSNS上で上がる中、シャーロム・エスクデロと名乗るユーザーによって衝撃的な事実が明らかになります。

「この男は子犬を殺していますよ。以前から彼はヘビを養殖していて、子犬をヘビの餌にしているんです。子犬を引き取ると、彼は譲渡主からの携帯電話をブロックするのです。もうすでにFacebookも削除済みですよ」

大切に育て欲しいと願い、子犬を託した譲渡主たちにとってはあまりにも残酷な現実でした。笑顔で子犬を引き取った二人は、その後間もなく、子犬をヘビに餌として与えていたのです。まるで悪魔のような残酷な所業は譲渡主だけでなく、多くのSNSユーザーを震撼させました。

「この男は甥が運営する保護施設から子犬を引き取るや、すぐにFacebookやWhatsappを削除しました」

「私もこの男に子犬を譲ったのですが、投稿を読んで不安でいっぱいです」など、複数の譲渡主から子犬の身を案じる投稿が寄せられました。

また、ケヴィンに子犬を譲渡したカレン・マルケスによると、譲渡後の不審点についてSNSで注意喚起したところ、今年の8月12日、ケヴィンが午前2時に自宅に押しかけ、投稿を削除するように迫り、玄関の外で5時間以上待ち伏せするといった案件まで発生していたそうです。子犬が無事に暮らしている証拠を見せなければ、投稿は削除しないと宣言したカレンに対し、後日犬の写真が送られてきましたが、明らかに路上で撮影した野良犬でまったくの別の犬でした。

現在、SNS上でケヴィンに関する注意喚起情報が拡散されてはいるものの、ケヴィンは名前とプロフィール写真を変えて新しいアカウントを作成しているそうです。おそらく、ケヴィンにとって無償で引き取ることができる子犬は、無料で手に入る格好の「ヘビの餌」にすぎないのでしょう。

big snake

(※ 画像のヘビはイメージです)

すでに譲渡主によってアグアスカリエンテス州検事当局にケヴィンの動物虐待が通報されていますが、地元紙によると警察関係者はケヴィンの疑惑を把握してはいるものの、現在捜査が行われているかどうかについては明らかにされていません。 SNSで明らかになっているだけでも過去4ヶ月のうちに11匹の子犬が犠牲となった今回の痛ましい事件。本来ならば幸せな家庭に引き取られるはずだった子犬たちが味わった恐怖を想像すると胸が痛みます。子犬の幸せを願う譲渡主の想いを踏みにじるかのような後味の悪い事件ですが、こうした悲劇を防ぐためにも、引き渡し前に十分な身元確認や入念なコミュニケーションを経て、引取希望者に対して些細な違和感も抱くことがないか等、慎重に段階を踏むことが重要なのかもしれません。 

プレビュー画像: ©️twitter.com/Xpose Trophy Hunting