海外の人生相談：子連れのカップルに席を譲らなかった私は悪者？

子ども連れの旅行は大変です。海外ではバスや電車では子連れの人に席を譲る光景がよく見られます。でも、飛行機ではどうでしょう？

インターネットの掲示板redditの人生相談コーナーで、子連れの母親に足元の広い良い席を夫と代わってほしいと言われ、断った男性が「私は悪者？」と相談しています。どんな状況だったのでしょう？投稿を読んで、ぜひみなさんのご意見を教えてください。

注：以下の画像はイメージであり、ストーリーに登場する人物、場所、物品を描写するものではありません。

「先週、妻と私はヨーロッパからアジアへ10時間のフライトをしました。チケットはかなり前に予約し、希望の席、つまり中段の最前列2席を確保することができました。ボーイング787型機で3列3人掛け。長旅なので足元の広い席が欲しかったので、追加料金を支払ってこの席にしたのです。

「彼女は夫と席を代わってほしいと言いました」

乗り込むと3人がけの真ん中の席に赤ちゃんを連れた女性がいました。私たちは、もしかすると真ん中の席が空くかもしれないという下心で3列シートの端2席を予約していたのです。真ん中の乗客が私たちの間ではなく、外側に座ることを望むなら、席を交換すればいいと考えていました。

私が荷物を収納する前に、その女性は私にこう尋ねました。「申し上げにくいんですが、私の夫と席を代わっていただけませんか？」

彼女は、左側2列目に座っている夫を指さしました。足元が広いのは1列目だけなので、1列目を予約するときは追加料金が必要ですが、2列目は追加料金は不要です。彼女は、赤ん坊の世話をするために夫が隣に座っていたほうがいいのだと言いました。

妻は何も言いません。私はその見知らぬ人に、足元の広い席に追加料金を支払ったのだから、交換はしないと丁寧に、しかしはっきりと伝えました。すると彼女は、自分たちも足元の広い席を予約したのに、夫は2列目になってしまったと言い、私は不審に思いました。

「私は悪者？」

それでも、私の考えは変わりませんでした。そこへCAがやってきて、同じように、子連れ女性のリクエストに応えて彼女の夫と席を交代できないかと言われました。私は同じことをもう一度言わなければならなかったので気まずい思いをしました。女性はしばらく私を睨んでいましたが、CAが戻ってきて、別の1列目に2席残っていると言って、私たちをそちらに座らせてくれることになりました。私たちはそちらに移動しましたが、その女性が夫に私たちの文句を言っているのがずっと聞こえていました。

そのことを義父母に話すと、子連れで大変なんだからその場所を譲るべきだったと言われました。妻は私の意見に賛成でした。母親の計画性のなさは私たちの問題ではないし、もし他の1列目が空いていなければ移動する必要はなかったと言っています。

みなさんはどう思いますか？私は悪者なのでしょうか？」

掲示板では「あなたは悪者ではない」という反応が多かったようです。「子どもがいるからと言って自動的に特別扱いしてもらえると思うべきではない」「その女性は広い席がいいなら追加料金を支払うべきだし、もし夫の隣がいいなら、広い席を夫の隣の誰かに譲ればいいだけ」など、子連れママに対する厳しめのコメントがみられました。

この状況、みなさんならどう行動しますか？また、この男性の行動をどう思いますか？

出典：reddit
プレビュー画像： ©Flickr/Kellie