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【森で出会ったお友達】お散歩から帰宅した4歳児を出迎えた母親は予想外の同伴者を見て硬直した

無邪気で天真爛漫な子供は友達を作る天才。公園で遊ばせている間に、いつの間にか友達を作っているなんてことも多々あります。

先月末、米国バージニア州のリゾート地マサナッテンで家族と休暇を過ごしていた4歳のドミニク・ブラウン。しかし自然豊かなこの保養地でドミニクが出会った「新しいお友達」は大人にとっては想定を超える友達だったようです。

休暇最終日、バージニア州ノーザン・ネックの自宅に帰るため、滞在先ヴィラのキッチンで冷蔵庫の整理をしていたドミニクの母ステファニーは玄関ポーチから聞こえる足音に気がつきました。玄関マットでブーツの汚れを落とす物音に、散策に出かけたドミニクが戻ってきたのだろう…と玄関の方向へ顔と向けたステファニーは予想外の光景に思わず固まってしまいました。

それもそのはず…息子ドミニクの隣には思わぬ同伴者がいたからです。

なんと鹿!それもバンビのような愛くるしい小鹿です。

facebook/Stephanie Brown

「ショックで固まりました。『まさか、ありえない!』」と、しばらく思考停止してしまったステファニーですが、我に返り息子と鹿をカメラでちゃっかり撮影。

「ドミニクと鹿はごく当たり前のように一緒にいて、お互いに全く違和感を感じていないようでした。ドミニクが頭を動かすと、鹿も同じ方向に頭を動かして、息もぴったりでした」とステファニーは地元メディアの取材で語っています。

facebook.com/Stephanie Brown

ドミニクによると、林の中で鹿と出会いシリアルを食べさせてあげようとヴィラに連れてきたそうです。ブーツの汚れも落とし、鹿を室内に入れる気満々だったそう。子供らしい優しくて可愛い発想ですね。

とはいえ、野生の鹿を実際に家の中に入れてシリアルを与えるわけにはいきません。ステファニーはドミニクに鹿を出会った林の中に連れて帰らせました。

地元メディアの取材に応じるドミニクとステファニーの動画はこちらからご覧いただけます(英語音声のみ):

スラファニーがFacebookに投稿した画像は瞬く間に拡散され、愛らしいペアに数多くのコメントが寄せられました。

幼い男の子が休暇先で出会った小さな友情の物語。嬉しそうに一緒に佇む姿に思わずほっこりしますね。ちなみにドミニクは鹿に「フラッシュ」と名付けたそうです。

交流期間はわずかでしたが、ドミニクにとってフラッシュとの出会いはきっと忘れられないものになったことでしょう。4歳の男の子のピュアな感性が光る可愛らしいエピソードです。

プレビュー画像: ©️facebook.com/Stephanie Brown